個人利用を中心に急伸を続けるスマートフォン市場は、もはやニッチ市場ではなくなりつつある。過去に企業サイトの携帯電話(フィーチャーフォン)対応が問われたように、今後スマートフォン向けのサイト対応が課題になると考えられる。2010年はスマートフォン元年といわれていたが、2011年は企業のスマートフォンサイトへの投資検討が本格化してくるだろう。 2010年、スマートフォンの市場規模は急成長し、『スマートフォン利用動向調査報告書2011』(MCPC監修、インプレスR&D発行)によると、2011年3月末(2010年度)の契約数は、前年の497万契約から63%増の810万契約となる見通しだ。調査によると、契約数は年平均40%以上で拡大を続け、2015年度には4,712万契約に、コンテンツ配信事業も急成長することが予測されている。こうした調査からも、今からサイトをスマートフォンに対応しておくことが決して
前回に引き続き、スマートフォン対応サイトを制作する場合に気をつけるべきポイントとして、「PCサイトへの誘導の必要性」についてご紹介します。 スマートフォン対応サイトでも、PCサイトへの誘導を残しておこう スマートフォン対応をしているサイトの中には、PCサイトへのリンクが用意されている場合があります。せっかくスマートフォンから利用しやすいユーザインタフェースを用意しているのに、どうしてPCサイトへと誘導する必要があるのでしょうか? 今回は、PCサイトへのリンクが必要な2つの理由についてご説明します。 スマートフォンはPCと比べると画面サイズも小さいため、最適化したサイトを作るために機能を絞ったり、情報量を減らしてサイトを構成するケースがよくあります。このような場合には、忘れずにPCサイトへのリンクを用意しておくことが必要です。 amazon.co.jpのiPhoneサイトを例に見てみると、ト
メタフェイズは、企業Webサイトにおけるスマートフォンサイトの対応状況に関する調査のまとめを発表した。 発表によると、自社サイトがスマートフォンに「対応している」と回答したのは全体の約2割に留まり、「していない」が71.3%を占めた。スマートフォンに対応した理由としては、77.8%が「スマートフォンユーザーが増えてきたため」と回答し、スマートフォンユーザーの増加が最大の理由となっていることがうかがえる。 スマートフォン対応した効果についての設問では、60.3%が「効果はあった」と答えた。なかでもメーカーではその割合は84.6%に上り、「Webサイト上での売り上げが上がった」「Webサイト以外での実店舗などからの売り上げが上がった」と他業種よりも効果がはっきりと現れているようだ。 スマートフォン対応していない回答者に今後の対応意向を尋ねたところ、50.9%が「しない」と答え、その理由としては
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