2011/09/05 宇宙ゴミが臨界点に 全米研究評議会(NRC)が、地球の軌道上(LEO、MEO、GEO)にある宇宙ゴミ(スペースデブリ)の量が臨界点に達しており、これ以上増えれば衝突を引き起こし、宇宙飛行士や衛星に危険を及ぼすとする研究報告書を発表したそうだ[slashdot]。報告書によると、宇宙ゴミの量は2006年12月の9,949個から2011年7月には16,094個に急増しており、これらは時速数万キロで移動しており、弾丸のようなもので、軍事・商用を含め約千個の衛星を危険に晒している。また、宇宙ゴミの量は臨界点にあり、ゴミ同士の衝突やゴミが衛星に衝突することでますますゴミを多く発生させる「ケスラーシンドローム」を引きこす恐れがあるとしている。 デブリを何らかの手段で回収する技術が求められそうだ。 メールで送信 BlogThis! Twitter で共有する Facebook で共