Red HatのKristian Hogsberg 氏が、「Wayland」と呼ばれる新たな軽量Xサーバーを開発するプロジェクトを立ち上げている(Phoronixの記事)。 Waylandは既存のXサーバーの単なる焼き直しではなく、最新のグラフィックス技術に対応しつつもコンパクトなXサーバーを目指しているとのこと。現在は開発初期の段階だが、Cで書かれたソースコードは3200行ちょっとと、実際に軽量なものとなっている模様。 XFree86やX.orgといったXサーバーは非常に重いイメージがありますが、それでもLinuxでのXサーバーのデファクトスタンダードになっているのは、ほかに良い代替物がないためかと思われます。ソースコードは現在freedesktop.orgのgitリポジトリから入手可能とのことなので、興味のある方は是非人柱になってみてはいかがでしょうか。