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ブックマーク / ikedanobuo.livedoor.biz (5)

  • 内部被曝の真実 : 池田信夫 blog

    2011年09月17日09:07 カテゴリエネルギー 内部被曝の真実 これから除染についての格的な議論が始まる。著者はその必要性を国会で強く訴え、その証言はYouTubeで62万回以上再生された。書の主要部分はその書き起こしで、彼の結論は次の4つである:国策として品、土壌、水を測定してゆく。 緊急に子供の被曝を減少させるために新しい法律を制定する。 国策として汚染土壌を除染する技術に民間の力を結集する。 除染には何十兆円という国費がかかる。負担を国策として負うことを確認し、除染の準備を即刻開始する。3まではわかるが、問題は4だ。朝日新聞のいうように年間1mSvの放射線も除去しようとすれば、80兆円ぐらいかかるだろうが、国の一般会計は92兆円。そんな巨額の負担を「国策として負う」ことはできない。 著者の「何十兆円」の算定根拠は、イタイイタイ病でカドミウムの除染にかかった8000億円/

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  • モバイル・ネイティブの若者たち : 池田信夫 blog

    2010年05月21日09:29 カテゴリIT モバイル・ネイティブの若者たち 学生と話していて違和感を感じるのは、彼らの生活にケータイが圧倒的な影響を与えていることだ。『ネオ・デジタルネイティブの誕生』は電通の行なった実態調査だが、若者の実態を世代論の図式で無理に分類している。他方で『近頃の若者はなぜダメなのか』は博報堂の調査だが、おじさんの視点で若者を一方的に断罪する。どちらも分析が混乱していて、質的な変化がわかりにくい。もう広告代理店もモバイル世代に追いついていないようだ。 どちらにも共通するのは、若者にとって主要なメディアはインターネット=ケータイであり、PCテレビは副次的なメディアになっているという指摘だ。ケータイは単に情報を「見る」端末ではなく、「書く」端末になっており、レポートや卒論までケータイで書く。ケータイの利用時間の半分以上は自宅で、PCはケータイで書いた文章を広

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  • 日本人は何を失ったのか : 池田信夫 blog

    2010年04月04日00:28 カテゴリ科学/文化人は何を失ったのか ドゥルーズ=ガタリの『アンチ・オイディプス』(以下D-G)は、ドゥルーズの著作として紹介されることが多いが、書を読むと、その基的な発想はガタリのものであることがわかる。書はD-Gの執筆の材料となったドゥルーズあて書簡などをランダムに集めた草稿集で、一般の読者にはおすすめできないが、D-Gは20世紀のもっとも重要な書物であり、現在の日の状況を考えるヒントになるような気もする。 D-Gは副題が『資主義と分裂症』とあるように、分裂症(今日の言葉では統合失調症)を家族関係や個人の意識の中で考える精神分析を否定し、分裂症をいわば資主義の鏡像と考えるものだ。伝統的な社会が個人を共同体に埋め込むコード化によって安定を維持してきたのに対して、君主制国家はそれを広域的な超コード化によって軍事的に統合するシステムをつく

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  • 政治の最小化 : 池田信夫 blog

    2010年01月25日08:55 カテゴリ法/政治 政治の最小化 補正予算が国会を通過したあと、あらためて施政方針演説が行なわれる。首相周辺によれば、鳩山内閣のテーマは「官の縮小と公の拡大」だという。私的利害を超えた公の領域があることは確かだが、何が公であるかは慎重に考える必要があろう。「公の拡大」がバラマキ福祉のようなパターナリズムになるのはごめんだ。 「公と私の矛盾」という問題を最初に定式化したのは、ヘーゲルである。彼は市民社会を私的な「欲望の体系」ととらえ、それが公的な利益と背反する矛盾を止揚するものとして国家を考えた。彼はその終着点としてプロイセン国家を想定したが、これを批判して私的利害と公的利益の矛盾を「類的存在」としての労働者が止揚すると考えたのがマルクスである。 以前の記事でも書いたように、マルクスは「資主義」という言葉を一度も使ったことがないので、Kapitalistis

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  • この10年の本ベスト10 : 池田信夫 blog

    2009年12月13日01:28 カテゴリ この10年のベスト10 雑誌には「今年のベスト10」が載る季節になったが、ここでは範囲を広げて2000~09年の10年間のベスト10を選んでみた。私の週刊ダイヤモンドの書評も、まる10年になった。来春には「経済書のブックガイド」を出す予定。原書を除いてリストアップすると、クリステンセン『イノベーションのジレンマ』 コルナイ『コルナイ・ヤーノシュ自伝』 ネグリ&ハート『帝国』 グライフ『比較歴史制度分析』 タレブ『ブラック・スワン』 アカロフ&シラー『アニマルスピリット』 デリダ『マルクスの亡霊たち』 中山信弘『著作権法』 レッシグ『コモンズ』 アンダーソン『ロングテール』1は今や古典になったが、これを日で世に出したのは私の書評だった、と訳者に感謝された。2は社会主義という壮大な悲劇を経済学者が分析した感動的な。3も9・11以後の状況を語る

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    tyto
    tyto 2009/12/13
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