日本のアニメについて、ゲームと並んで日本のコンテンツ産業の代表格であると表現するのはそれほど外れていないだろう。とはいえ、国内外で評価がそれなりに高い割に商業的な成功が必ずしもついてきていないという指摘もよくあるように思う。 いろいろな専門家の方々がさまざまな提言をなされていて、改善がなされたところやらなかなか難しいところやらあるわけだが、前からつらつら思っていることがある。実現性云々はさておき、アイデアとしてとりあえずメモ的に書いてみる。しょせん素人考えだが、専門家の皆さんが考える際のネタのかけらにでもなれば、と祈りつつ。 アニメの消費というのは一種の趣味になるかと思うのだが、趣味となる類のものを他にいろいろ思い浮かべてみると、似て非なる部分があるのではないかと思う。たとえば音楽。たとえばサッカー。そういったものとの比較しての話だ。 たとえば音楽。「音楽をやる人」のピラミッド構造みたいな