作家吉本ばなな氏が31日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。日本テレビ系ドラマ「セクシー田中さん」原作の漫画家、芦原妃名子さんの訃報に、思いをつづった。 吉本氏は「原作者として、長年、国内外のいろんな脚本家監督プロデューサーと巡り合いました。すばらしい人もいれば、最低の人もいました。悪気なく、面白くなる!と酷い脚色をする人もいました。意見を言っても、『原作者はデリケートだから』とダダをこねる幼児みたいにあやされることもありました。作品に出てくるキャラクターは自分の子どもみたいなもので、ほんとうに耐えられないときは意見を言い、受け入れられず悔しくて泣いた夜もありました。脚本家もプロだから、自分の世界を描きたくなるのも当然でしょう。バランスが難しい問題です」と記した。 芦原さんは29日に栃木県内で発見され、死亡が確認された。50歳だった。28日夜に知人から警視庁に行方不明届が出されていた。直