7月11日、カンボジア証券取引所は、プノンペンのカナディアタワーでオープン式典を開催しました。当初、2009年9月の開設予定でしたが、リーマンショック、ギリシャショック、法律・規程の整備の遅れ、ITシステムの遅れなどの難問を乗り越えて、ようやく開設に至りました。しかし、最初に上場予定の政府系3公社(シアヌークビル港湾公社、テレコムカンボジア、プノンペン上水道公社)のIPO(新規株式公開)手続きが間に合わず、実際の取引は今年末となる見込みです。 オープン式典には、キエットチョン副首相兼経済財政大臣、カンボジア開発評議会スンチャントル上級大臣、最高国家経済評議会オーポンモニロット委員長などが出席しました。カンボジア証券取引所には韓国証券取引所が出資、協力しているため、韓国証券取引所キム・ボンスー理事長、チャン・ホージン在カンボジア韓国大使などが出席し、韓国のプレゼンスの強さを感じさせていました