「バスに乗り遅れるな」という言葉は、昭和の初頭から敗戦までの日本で盛んに使われたという。 朝日新聞などがこの言葉を使って世論を煽り、それが三国同盟の締結を後押ししたことは間違いがなく、日本人は昔からこの手の扇動に乗せられやすかったようだ。 その傾向は戦後も続いており、ちょっと前には中国への投資を煽る言葉として使われていたし、6カ国協議で妥協しない安倍政権当時にも盛んに山崎拓やマスコミがそう言っていた。 また、そういう言葉こそ使わないが、戦後のGHQによる洗脳も、その後の60年安保反対運動につながる親ソ反米報道も、さらに冷戦後の特亜の利益優先の論調もすべて、マスコミが主役の「バスに乗り遅れるな」路線と言えそうだ。 マスコミは、最近ではドイツ政府の『脱原発』方針の閣議決定を、不足電力を外国の原発に頼るという実態を知らせずに礼賛し、それこそ「バスに乗り遅れるな」とばかりにキャンペーンを展開して