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2012年8月8日のブックマーク (7件)

  • 最終回:イノベーション力を高める

    ――ホンダの企業文化や仕掛けは確かにイノベーションを加速する強力な仕組みだと思う。しかし、一朝一夕につくれるものではない。日においてイノベーションの危機を迎えている今、我々は何をすればよいのだろうか。 イノベーションを開花させる土壌を回復させるために何をすべきか。それは確かに大きな問題だ。それに関しては後で話そう。その前に、イノベーションを生み出す基盤のある種のはかなさを指摘したい。ホンダでは企業文化や仕掛けがイノベーションを加速する装置になっているが、こうした企業文化や仕掛けは、1度壊れたら回復するのは非常に難しいということを肝に銘じておかなければならない。 企業文化や仕掛けはそれぞれが独立しているのではなく有機的につながっているからだ。たとえ短期間であっても、イノベーションへの投資をゼロにするということは、こうした企業文化や仕掛けに決定的な影響を与える。最悪の場合は、もう1度最初から

    最終回:イノベーション力を高める
    u-chan
    u-chan 2012/08/08
    危機に立ち向かうには、まずプロジェクトチーム単位で、ボトムアップで変えていくしかないということだ。あなた自身がイノベーションの本質を理解し、上司や経営陣を説得しながらチーム単位で成果を生み出すしかない
  • 第4回:天才でなくともイノベーションを達成できる

    ――前回は、画期的な商品や、これまでにない卓越した新技術を開発するために、コンセプトがいかに重要かをうかがった。では、コンセプトはどうやってつくればよいのか。一般的な注意点はあるか。 コンセプトは、プロジェクト質を簡潔な言葉で表現したものだ。そして、理屈を超えたものである。だから良いコンセプトをつくるためのマニュアルはない。 前回紹介した5代目「シビック」のコンセプトである「サンバ」は論理的な思考の結果から導き出されたものではないし、我々が開発したエアバッグのコンセプト「技術の故障なら技術で解決できる」も論理的に正しいことを証明できない。しかし、技術の故障だから何らかの技術的な解決手段が必ずあるはずという信念を我々は持っていた。 ホンダではこうした信念や意志、熱気、ワクワクした気持ち、カオスなどが融合したものを“想い”と呼んでいる。Steve Jobsがこだわった“情熱”と、ほとんど同

    第4回:天才でなくともイノベーションを達成できる
    u-chan
    u-chan 2012/08/08
    真剣になって探していると、面白いことに関して感度が高まってくる。そして、面白さを見抜く力が付いてくる。ここでいう面白さは、ユニークにかなり重なるもの--センス身につけるには、結局これしかないんだ。
  • 第3回:まずコンセプト、技術はその次だ

    ――イノベーションは何を手掛かりにして進めればよいのか。 そもそも、イノベーションは未知の分野への挑戦である。これは、過去のデータがないので分析ができないことを意味する。どこから始めればよいかすら分からないので論理的思考も武器にはならない。では何を武器とすればよいのか。 皆さんは拍子抜けするかもしれないが、繰り返し徹底的に考え続けることである。最終的な目標(実現したい価値)と、最初の攻め口、目標にたどり着くためのアプローチ、必要な要素技術の特定とその開発など考えることは山ほどある。 こうした課題を一つひとつ潰し、イノベーションを成功させるには熟慮を重ねるしかない。そして、課題を潰すための突破口になるのが、コンセプトなのである。コンセプトとは何か。それはSteve Jobsのやったことを考えてみればいい。それまでになかったパソコンを商品化し、国や大企業の研究所にしかなかったコンピュータを個人

    第3回:まずコンセプト、技術はその次だ
    u-chan
    u-chan 2012/08/08
    コンセプトが先で、商品や技術は後から付いてくる--逆ではまずうまくいかない。イノベーション→ニーズ→シーズ。
  • 第2回:創造を見抜く上司とトップの眼力

    ――ホンダではイノベーションとオペレーションを区別し、別の尺度で評価すると聞いているが具体的にはどう違うのか。 もう全く違う。例えば、エアバッグの開発初期段階の時、久米是志さん(当時、ホンダ専務で後の3代目社長)への報告会でこんなことがあった。久米さんが突然、「クルマの安全の基的要素は何か聞いてきた。このエピソードはイノベーションを評価する際の尺度を典型的に示している。 俺は、そんな質問は想定していないから何も準備もしていない。その場で必死になって考えて、「はい、私がやっているエアバッグに関係する衝突安全について答えます」と、まず自分の専門分野に引き寄せてから、こう説明をした。 「衝突安全の最大の目的は乗員の保護です。そのためには、まずはボディ骨格で乗員を保護する必要があります。ボディ骨格は、衝撃を吸収するための潰れやすい部分と、乗員の生存空間を確保するための潰れないコア部分で構成します

    第2回:創造を見抜く上司とトップの眼力
    u-chan
    u-chan 2012/08/08
    イノベーションにおける熟慮とは、要素を無数に考えて、重要なところを融合させたり、重なる部分を切り取ったりして、最終的に幾つかの本質的な要素にまとめ上げること--これはわかりやすい。相当アタマ絞らないとで
  • ベストメンバーでなぜ負けたのか?関塚ジャパン、メキシコ戦の誤算。(佐藤俊)

    敗戦後、キャプテンの吉田はブログにこう綴っている。「ここまで中2日5試合。体が痛くないやつなんかいません。(中略)このチームのアホなやつらにショボくれた顔は似合わない。勝って終わろう」 吉田麻也は、呆然としたまま、しばらく立ち尽くしていた。 大津祐樹は、勝利に沸くメキシコの選手の傍で座り込んでしまった。 そして、扇原貴宏は、タオルに顔を埋めて号泣していた。 小雨の降る中、日はメキシコに力負けし、決勝への夢を断たれた。 決勝進出の夢は、叶う範疇にあった。左太もも負傷の永井謙佑は、試合当日に膝が曲がるようになったことでスタメンのゴーサインが出た。捻挫をしていた東慶悟も問題なくスタメンに名を連ねた。 ここまで快進撃を続けてきた日は、ベストメンバーで準決勝の舞台に立っていたのだ。 しかも前半12分、大津が大会直前の親善試合と同様に、豪快なミドルシュートを決め、先制した。これまで「先行逃げ切り型

    ベストメンバーでなぜ負けたのか?関塚ジャパン、メキシコ戦の誤算。(佐藤俊)
    u-chan
    u-chan 2012/08/08
    なぜ、運動量が落ちたのか? その理由として斉藤と高徳以外のサブメンバーがスタメンと差があったため、休ませながら起用することがホンジュラス戦を除き出来なかったことが大きかった。
  • 原発再稼働「賛成42%」の衝撃 | 特集 - 週刊文春WEB

    脱原発にあらずんば人にあらず。報じられる言説は一色である。だが、小誌2012年8月2日号で徳岡孝夫氏が語ったように「反原発デモへの違和感」を持つ人は少なくない。今回、メルマガ読者に聞いたところ4割以上が「再稼働賛成」と答えたのだ。「国民の真意」はどこにあるのか。 キャンドルを手にした参加者が国会議事堂を包囲、主催者発表20万人(警視庁発表1万数千人)が参加したデモは、民主党議員への怒号が飛び交い、初の逮捕者2名を出す事態に(7月29日)。 同じ日に投開票が行われた山口県知事選挙は、事実上の一騎打ち。「脱原発」を声高に掲げた飯田哲也氏(NPO法人所長)が山繁太郎氏(元国土交通審議官)に敗れた。 また、政府が全国で行っているエネルギー政策をめぐる意見聴取会では、将来の原発依存度を「0%」「15%」「20~25%」の3段階で示し、議論が行われている。だが、原発ゼロを主張する人には拍手が涌き、依

    u-chan
    u-chan 2012/08/08
    違った意味で衝撃だわ。母集団が文春のメルマガ読者で90%以上行かないことが。
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    u-chan
    u-chan 2012/08/08
    災害報道とスポーツだけは腐ってもNHK と事あるごとに思う--100%同意。20年前から言ってるが。