イタリア1部リーグの強豪ミランへの移籍を果たしたサッカー日本代表の本田圭佑選手(27)は、今月12日、リーグ戦デビューを果たしました。 幼いころから憧れ、夢みてきたイタリアのビッグクラブで、背番号10を託された日本のエースは、6月に迫るワールドカップブラジル大会も見据えて大きな飛躍を誓っています。 スポーツ報道部の清水太記者とヨーロッパ総局の渡辺公介記者が解説します。 夢の舞台でプレー 今月8日、イタリアのミラノ。 ミランの本拠地のスタジアム「サンシーロ」で本田選手の移籍会見が開かれました。 100人を超える日本やイタリアのメディアが注目するなか、本田選手は「夢がかなった」と思いを口にしました。 「12歳のころ、背番号10を着けてセリエA(イタリア1部リーグ)でプレーしたいと作文に書きました。心から、この場に来て、背番号10を着けたいと思っていました。心の中の『リトルホンダ』に聞