2017年3月、阪急電鉄は、なにわ筋連絡線構想を打ち出した。十三(じゅうそう)駅から分岐し、大阪駅北側の再開発地、うめきたエリアに設置されるJR北梅田駅(仮称)へ至るプランで、北梅田と難波を結ぶ地下新線「なにわ筋線」計画と連動した動きになる。5月には、大阪市と大阪府、JR西日本、南海、そして阪急の5者が合意文書を交わした。 阪急が構想する新路線と周辺の路線概略図 阪急は、新線整備に意欲的だ。今年だけでも、なにわ筋連絡線のほか、新大阪連絡線構想、伊丹空港連絡線構想、神戸市営地下鉄直通運転構想と立て続けに報道があり、関西で話題を呼んでいる。なぜこのタイミングで前向きな発言をし始めたのだろうか。 ■5つの阪急新線計画 近年、阪急が検討をしてきた鉄道計画は、次の5路線だ。 ① なにわ筋連絡線(十三―北梅田) なにわ筋線の起点となるJR北梅田駅(阪急梅田駅の西側)と十三駅を結ぶ構想。なにわ筋線は北梅
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