今季限りで辞任する明治大学ラグビー部の丹羽政彦監督が、2018年度からの大学ラグビーの外国人枠拡張について私見を述べた。関東、関西、九州の上位リーグで適用される新ルール適用に向け、十分な議論がなされなかったのではと疑問視した。 就任5年目の今季は19シーズンぶりに大学選手権決勝へ進出。オフシーズンはかねて希望していたシドニー大学クラブとの国際交流試合を企画し、2月11日には東京・明大八幡山グラウンドで現役学生のチームとして、17日には同・江戸川陸上競技場で卒業生も交えたオール明治大学として戦った。 11日の試合後、退任の経緯やシドニー大学クラブとの関係構築について語る。 以下、単独取材時の一問一答の一部(編集箇所あり)。 ――辞任の経緯は。3月からは田中澄憲ヘッドコーチが監督となります。 「もともとは4年(で終える)だったんですが、(4年目となる2016年度のオフは)コーチ陣が一新した時だ