日本代表を「森保ジャパン」と呼ぶ理由は、よくも悪くもそのサッカーに森保一監督の独自色を感じるからだ。そしてそこにシンパシーを強く感じるか、強い抵抗を覚えるかと言えば、後者だ。こちらの感覚と乖離した、賛同できかねる采配が目立つ。 森保ジャパンの試合を観戦する機会は残り少なくなっているが、それを惜しむ気持ちは湧いてこない。別の代表監督のもとで活動する日本代表を見てみたい衝動にかられる。この4連戦を経て、「ついていけない」采配は増えるばかりだ。 チュニジアがチリを2-0で下した前戦を観戦した時、強そうな印象を受けた。日本といい勝負になると予想したが、0-3というスコアまでは予想できなかった。森保ジャパンの面々も前戦を見て、同様な印象を抱いたはずだろうが、肌感覚で実感したのは、試合開始後だったように思われる。主将のフェルジャニ・サシを中心とする高い個人能力を備えたチュニジアのサッカーを目の当たりに