優れた報道に贈られる今年度の新聞協会賞に、軍による市民の弾圧が続くミャンマー情勢について、独自の手法を駆使して調査報道を行ったNHKスペシャルなどが選ばれました。 NHKは、ことし4月に放送したNHKスペシャル「緊迫ミャンマー 市民たちのデジタル・レジスタンス」と、8月に放送したNHKスペシャル「混迷ミャンマー 軍弾圧の闇に迫る」で、ミャンマー軍による市民の弾圧の実態や、軍の統治を支える利権構造などについて、独自の調査報道を展開しました。 また、ネットの特設サイトも開設し、ミャンマー市民から寄せられた情報や動画も公開して、現地の状況を多角的に伝えてきました。 日本新聞協会は「デジタル時代の新たな取材手法を駆使し、軍の情報統制をかいくぐって、ミャンマーの混乱を伝える優れた調査報道として高く評価される」としています。 新聞協会賞には、このほか、 ▽LINEの個人情報管理問題を伝えた朝日新聞社の
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