阪神・矢野燿大監督(53)が今季限りでの退任を表明。キャンプイン前日の辞意表明は衝撃的で、球界OBの見解も分かれた。元阪神投手の江本孟紀氏(74)=本紙専属評論家=は「矢野はタブーを破ってしまった」と、選手の士気に与える影響を懸念した。 監督として、この時期に言ってはいけないことだ。さあキャンプイン。ここから戦いが始まるという日に、指揮官が「辞める」では、明らかに選手の士気に影響する。矢野はタブーを破ってしまったと言わざるをえない。 今年に懸ける思いはわからないでもない。覚悟を固めて臨むことは、悪いことではない。それでも、退任する決意は胸に秘めて「思い切って、全精力を傾けて、勝つぞ」。そう告げれば済む話ではないか。 しかもエモトが聞くところによると、選手の前で「辞める以上は、好きなことをさせてもらう」と宣言したそうだ。これが事実なら、開き直りというか、どこか投げやりな空気も醸し出している。
昨年6月で日本ラグビー協会理事、新リーグ審査委員長を退任した法学者の谷口真由美さん(46)。2月1日に著書「おっさんの掟 『大阪のおばちゃん』が見た日本ラグビー協会『失敗の本質』」を上梓しました。強い要請を受けて協会に入り、改革に邁進するも組織を出ることになった。その流れでの出版だけに「暴露本に見えるのは分かります。でもね…」と綴るに至った思いを吐露しました。 二つの理由 去年ラグビー協会から離れた私が、新しいラグビーのリーグも始まったところで本を出す。この流れを考えたら「暴露本ちゃうか!」と見られるのも分かります。そう思われる方の気持ちもよく分かりますし(笑)。 ただ、一つ言えるのは、恨みつらみとかそんなことを原動力に書けるような本ではない。私怨の果たし場(ば)みたいなモチベーションで取り組めるようなものでは全くありませんでした。 とはいえ、ラグビーファンの方の中にも「黙ってたらいいのに
ビール大手のキリンホールディングスは、ミャンマー事業をめぐり提携の解消を求めていた、軍と関係する企業が申し立てていた合弁のビール会社の清算について、現地の裁判所がこれを却下したことを明らかにしました。 ミャンマー事業をめぐって、キリンは現地の大手複合企業で軍関係者の年金の運用などを行う「ミャンマー・エコノミック・ホールディングス」と合弁で現地でビール会社を運営していますが、去年2月の軍によるクーデターを受けて、提携の解消を目指し交渉していました。 こうした中で「ミャンマー・エコノミック・ホールディングス」は、去年11月にビール会社の清算を現地の裁判所に申し立て、キリンは「法令や契約に違反し不当だ」などとしてこれを退けるよう求めていました。 会社の発表によりますと、26日、現地の裁判所は「申し立ての根拠となる法令が誤っている」とするキリン側の主張を認め、申し立てを却下する命令を出したというこ
「自分の力のなさに打ちのめされているー」 あるミャンマー人のアスリートが、周囲の期待にこたえられない無力感をそう口にしました。 去年サッカー日本代表との試合で、ミャンマー軍への抗議の3本指を掲げ、一躍有名になった、あの選手です。 ミャンマーで軍によるクーデターが起きて1年。いま日本で難民として暮らす彼の心に、何が起きているのでしょうか。 (横浜局 鳥越佑馬 桑原義人 /スポーツ番組 太田竣介 /首都圏局 高橋祥) 関連番組:1月29日放送「おはよう日本(関東甲信越)」 フットサル選手として始まった日本での生活 2021年5月 W杯アジア2次予選の日本戦で軍への抗議を示す「3本指」を掲げた 2021年5月、サッカー・ワールドカップのアジア2次予選のため来日したミャンマー代表。ゴールキーパーだったピエ・リアン・アウン選手は、日本戦の試合前、クーデターを起こした軍への抗議を示す「3本指」を掲げて
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