2020年度の大学ラグビー日本一を決める「第57回 全国大学ラグビー選手権大会」は1月2日、東京・秩父宮ラグビー場で準決勝がおこなわれ、第1試合では、前年度王者の早稲田大学が帝京大学を33-27で下し、連覇に王手をかけた。 ■ドライビングモールでゴールに迫る早稲田大学 前半、早稲田はモールの強さを発揮してトライを重ねた。 6分、24分とラインアウトからドライビングモールで赤いジャージーを後退させ、HO宮武海人が確実にインゴールに押さえた。30分過ぎにもモールでプレッシャーをかけ、守る帝京は反則を繰り返す。33分、ラインアウトで競ってきた帝京に対し、早稲田はクリーンキャッチできなかったが、ボールを動かし、FB河瀬諒介が抜けインゴールに持ち込んだ。 帝京は、それまでペナルティゴール(PG)2本による6点のみだったが、ハーフタイム前、敵陣深くで、強みとするスクラムでプレッシャーをかけ、早稲田が反
将来の日本代表入りが期待される明治大学の逸材、現3年生LOの箸本龍雅(21歳)と2年生FBの雲山弘貴(20歳)が、早ければ今年、南半球の猛者たちを相手に戦うスーパーラグビーでプレーするチャンスをつかむかもしれない。同大会に参戦する日本チームのサンウルブズを運営するジャパンエスアールが1月14日、上記2選手を練習生としてサンウルブズに追加招集したと発表した。 今年のスーパーラグビーは1月31日開幕で、翌日の2月1日に福岡・レベルファイブスタジアムで初戦(vs レベルズ)を迎えるサンウルブズは、現在、大分県別府市で合宿をしており、箸本と雲山は14日午後に合流した。 箸本は東福岡高校時代から注目の選手で、2016年度高校日本代表のキャプテンを務め、明治大学では1年生時から中心選手として活躍している。大学選手権は3年連続決勝でプレーし、2018年度の第55回大会では明大の22季ぶり13度目の優勝に
南アフリカに大敗し、落胆するイタリアのセルジョ・パリッセ主将(Photo: Getty Images) 「この試合、我々はすべてを完璧にやらなければならなかったのに」 イタリア代表を率いるコナー・オシェイ ヘッドコーチは失望していた。 初のラグビーワールドカップ8強入りを果たすために、計画を立てて準備をし、自信を持って南アフリカ代表に挑んだ。自分たちの力をパーフェクトに出し切れば、勝算はある。勝てば、プールB・3連勝で悲願達成。相手は過去2度の優勝を誇る強豪だが、前半は3-17と競った。手応えはあった。 しかし後半開始早々、事件が起きた。 FLブラーム・ステインの好走から継続してゴールに迫った。南アにオフサイドの反則。アドバンテージを見ていたレフリーは、南アのNO8ドウェイン・フェルミューレンがブレイクダウンでボールを奪取したところで笛を吹いた。が、直後、アグレッシブにプレーを続けたイタリ
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