水泳シーズンを前に滋賀県出身のミュージシャン西川貴教さんが、近江舞子中浜水泳場(大津市南小松)でごみ拾いを体験し、レジャー客のマナー違反に悩む地元の人たちの声に耳を傾けた。 西川さんは、BSJapanextの番組「西川貴教のバーチャル知事」で滋賀県のさまざまな課題を取り上げ、有識者とともに解決策を考えている。同水泳場の問題は昨年も議論し、その後について「視察」に訪れた。 ビニール袋を手に、バーベキューのごみやたばこの吸い殻を拾いながら、同水泳場を運営する南小松自治会役員から、ごみを分別せずに捨てたり、砂浜でじか火をしたりする人がいる現状を聞いた。 西川さんは「この美しい景色を守る意識をもってもらいたい」と入場料の値上げや喫煙者対策を提言。「ロックフェスティバルを通じて地元の人たちと一緒に取り組む機会が増えた。地域の課題はどこも同じ。広く知ってもらえるとうれしい」と話していた。 今回の「視察