ブックマーク / cyblog.jp (14)

  • 『勉強の哲学』の舞台裏が覗ける一冊 | シゴタノ!

    2017年4月に発売された『勉強の哲学』は、以前この連載でも紹介しましたが、そのがいかなる背景と手法によって生み出されたのかが解き明かされる一冊です。 目次は以下の通り。 第一章 なぜ勉強を語るのか 東大駒場講演 第二章 メイキング・オブ・勉強の哲学 第三章 別のエコノミーへ 手書きノート 知的生産の技術として注目したいのは、第二章の「メイキング・オブ・勉強の哲学」でしょう。 この章では、著者と佐々木敦さんとの対談がまとめられているのですが、そこでノートやアウトライナーをどのように使っているのかの実例が示されています。興味津々な内容です。 まずノート(紙のノート)は、 アイデアを爆発的に展開したいときにはたいてい手書きノートを用います。 とあります。これは私も同じです。 まったく何も構造がないような状態や、つかみどころがない状態では、まず、とっかかりとなるものが必要です。論理構造を整える

    『勉強の哲学』の舞台裏が覗ける一冊 | シゴタノ!
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    u-qreil8 2017/12/17
  • 脳の基本戦略を出し抜く | シゴタノ!

    このような、脳がより少ないエネルギーで情報を処理しようとする傾向、言ってみれば基戦略というものを逆手に取りたい、とつねづね考えています。 例えば、キーボードの上に次にやるべきことを書いたメモを置いて席を離れれば、戻ってきたときにそのメモに気づいてすぐに取りかかれるでしょう。 でも、キーボードよりもディスプレイに目が行った場合は、無意識にメモをどけてキーボードを操作し始めてしまうかも知れません。 そこで、キーボードではなくディスプレイに大きめの付箋メモを貼っておくのはどうか? おそらく、それも無意識に剥がしてしまうでしょう(経験済み)。 離席時に欠かさず「コンピュータのロック」を実践する習慣 共通点は、とりあえず今の作業に邪魔だから一時的に取り外しておこう、という「その場しのぎ」なのですが、結局のところ先送りをしていることになります。 これを防ぐためには、離席する際にディスプレイの電源を切

    脳の基本戦略を出し抜く | シゴタノ!
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    u-qreil8 2017/05/28
  • 独立した後に必要なことのほとんどは、この本が教えてくれていた | シゴタノ!

    毎朝の「読了の読み返し」で、目下『ユダヤ人大富豪の教え』を読み返しています。書を最初に読んだのは2008年10月で、当時と今とでは置かれた環境はもちろん、自分自身のあり方も変化しています。そんなこともあり思わぬ発見が相次いでいるのですが、とりわけ収穫だったのは「ビジネス成功の5原則」。 ↓「読了の読み返し」については以下の記事でご紹介しています。 書の中で紹介されている「ビジネス成功の5原則」とは以下の5つです。 1.好きなことを見つける 2.そのビジネスで成功に必要なことはすべて学ぶ 3.小さくスタート、短期間で大きくしない 4.儲かるシステムをつくる 5.自分がいなくてもまわるシステムをつくる 書を初めて読んでいた当時は気づかなかったのですが、今、この5つを改めて目にすると「なんだ、全部このに書いてあったじゃないか」という“再発見”に至ったのです。 「ビジネス成功の5原則」

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    u-qreil8 2017/04/03
  • 英語を話せるようになるための第一歩は、日本語と英語の「モノの見方」の違いを知ること | シゴタノ!

    英語を話せるようになるためには、英語の「モノの見方」を知り、その見方で世界をとらえなおすこと。 そのためには日語の「モノの見方」を知り、英語のそれとどう違うのかを把握することが第一歩になる──。 これは、『英会話イメージトレース体得法』というに書かれていたことです。 「ほんとうにその通りだ」と腑に落ちました。 以前、書の正編である 『英会話イメージリンク習得法』をご紹介したときに、以下のようなことを書いていました。 外国語を話すときはその言語で考えるようにしないと、いつまでたっても身につかないでしょう。単語一つひとつについて「日語でいうと何にあたるか?」を考えていると、いずれ「該当する日語が存在しない」という壁にぶつかります。そもそも一対一で完全に対応するケースはまれだからです。 例えば、「take」という英単語を「取る」とだけ暗記していると「take care」のような英語独特

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    u-qreil8 2017/03/12
  • 紙とデジタルのハイブリッドスケジュール表が作れる「1マイ手帳 × カ.クリエ」 | シゴタノ!

    いろんなふせんを出しているカンミ堂のWebサイトに、「1マイ手帳」というページがあるのをご存じですか? この「1マイ手帳」のページでは、A4サイズの紙にバーチカルタイプのスケジュール表を印刷できるのです。印刷したスケジュール表の時間軸には、「ココフセンカード」のふせんがぴったり貼れるので、自分仕様のスケジュール表が簡単に作れちゃうというわけです。 Googleカレンダーと連携することもでき、複数のカレンダーを選択して、決定済みの予定を含めて印刷することも可能です。 これだけでも、紙もの好きとしては、わくわくしたのですが、以前、「万年筆でも裏写りしなくて使いやすいA4三つ折りサイズの「プラス カ.クリエプレミアムクロス」」でも紹介したことのある、「カ.クリエ」と、「ココフセンカード」のセットが販売されるということで、予約して待っていました。それが、こちらです ぶっちゃけ、どちらも持っているの

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    u-qreil8 2017/03/11
  • 「生きた知識」を学ぶための一冊 | シゴタノ!

    タイトル通り、「学び」についての質をぐっと身近な場所に引き寄せてくれる一冊です。 目次は以下の通り。 第1章 記憶と知識 第2章 知識のシステムを創る──子どもの言語の学習から学ぶ 第3章 乗り越えなければならない壁──誤ったスキームの克服 第4章 学びを極める──熟達するとはどういうことか 第5章 熟達による脳の変化 第6章 「生きた知識」を生む知識観 第7章 超一流の達人になる 知識とそのシステム もし「学び」が、知識を暗記するものならば、私たち日人の大半が英語を話せているでしょう。なにせ学校で知識は「教えて」もらっているからです。でも、現実はそうはなっていません。つまり、「学び」の質は、知識の断片的な暗記にはないわけです。 一方で学校の授業で教えてもらわなくても、私たちは母国語を「覚え」、さらに「使う」ことができます。この母国語の学習にこそ、生きている知識=使える知識の学びの

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    u-qreil8 2016/05/01
  • タスクのタイプをそろえて並べておくと、取りかかりやすさが飛躍的にアップする | シゴタノ!

    以前、Gmailの「スーパースター」の活用法について以下のような記事を書きました。 » Gmailのスーパースターを使って対応が必要なメールをモード別に分けて整理する 特に注目いただきたいのは、記事後半の「分類したメールを呼び出す」以降です。 要返信(返信したらアーカイブ) 要処理(完了したらアーカイブ) 読む(読了したらアーカイブ) 保留中(何か動きがあるまで放置) 自分のもとにやってきた「要求」を内容に応じて分類しておく 届いたメールを、その内容に応じて4つに分類するのですが、この4つはそれぞれに異なるアクションを要求します。 :返信すべし :対応すべし :読むべし :様子を見るべし 質の異なる複数の要求が同時につきつけられると、人は混乱します。 1つずつ順番に対応すれば問題なく手がけられる仕事も、同時に対応を迫られると、手が止まってしまうのです。 そこで、自分のもとにやってきた「要求

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    u-qreil8 2016/03/18
  • 仕事を早く終わらせるには「効率」ではなく「最短」にこだわる | シゴタノ!

    「ボトルネック」という言葉をご存知ですか? ここで言うボトルネックとは、「物事を進める際に、全体の進行速度を決めている部分」ということです。 例えば、作れば作っただけ売れてしまうパン屋さんがあるとして、「生地をつくる」「パンを焼く」「販売する」という工程を考えます。 どんどん売りたいのに、生地をつくるのが遅くて量産できないなら「生地をつくる」がボトルネックですし、パンを焼く時間がかかるので量産できないなら「パンを焼く」がボトルネック、販売の速度が追いつかないのなら「販売する」がボトルネックといった感じです。 その効率化は全体の効率化につながっているか? もし「販売する」がボトルネックであった場合、生地をつくるのにかかる時間を短縮させたり、一度にたくさんパンをやけるオーブンを導入したりすることは、個別の効率化にはつながっていても全体の効率化に寄与していません。 例えば最新のレジスターが1台し

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    u-qreil8 2016/02/25
  • 取りかかりにくい仕事に効くじゅもん「終わらせなくてもOK」 | シゴタノ!

    仕事には、「すぐに取りかかれる仕事」と「取りかかりにくい仕事」があります。 「すぐに取りかかれる仕事」は、文字どおり何の抵抗もためらいもなくあっさりと取りかかれるのに対し、 「取りかかりにくい仕事」はタスクリストの上でその名前を目にするだけでも嫌気がさしてしまいます。 取りかかりにくい原因としては以下が考えられます。 進め方がよくわからない 時間がかかりそう 終わらせなければならない この3つのうちどれか1つでもあれば、それだけで「十分に」取りかかりにくい仕事になってしまいます。 特に最後の「終わらせなければならない」が意外とくせ者。 進め方もわかっているし、時間の目途もついているのに、「終わらせなければならない」と思うと、それがプレッシャーになるのです。 途中でつまづいたらどうしよう 終わらなかったらどうしよう 予定より時間がかかったら困るなぁ といった不安を覚え始めると、手が動かなくな

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    u-qreil8 2015/06/08
  • 著作権で困ったことになる前に読みたい一冊 | シゴタノ!

    自衛としての知識 クリエイティブの場が限られていた時代ならば、知識がなくてもそれほど問題にはなりませんでした。それぞれの場には詳しい人が付属していたからです。 しかし、現代はもはやそういう時代ではありません。クリエイティブの場は幅広く広がっており、参加資格も特にありません。やろうと思えば、誰でも、どこでも行えます。日常的にこうして使っているブログやSNSですら、そのクリエーションの場であり、言い換えればパブリックなスペースとなっています。 私たちは素晴らしい自由度を手にしたわけですが、その代わり著作権に詳しい人が必ずついて回る状況でもなくなっています。 結果的に、(使われる場合でも、使う場合でも)自衛策として著作権について知っておくことは重要になっています。 書の概要 書は、__長いタイトルが示すように__クリエイターが最低限知っておくべき権利や法律が紹介されています。 きちんとあたる

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    u-qreil8 2015/05/03
  • 『数学文章作法 推敲編』で学ぶ推敲の進め方 | シゴタノ!

    photo credit: matsuyuki via photopin cc 文章は一読にして成らず。 書いては読み返し、読み返しては書き直す。それを繰り返し、少しずつ「良い文章」へと近づけてく。それが著者の役割であり、責任でもある。 ということがよくわかる一冊です。 » 数学文章作法 推敲編 (ちくま学芸文庫) 概要 書は、「数学文章作法」シリーズの第二弾です。 第一弾の『数学文章作法 基礎編』では、「文章の書き方」の技術が紹介されていました。タイトル通り基礎的な技術の紹介で、書き手の最初の一歩を助けるものでした。作では、一度書き上げた文章を手直しする技術が紹介されています。つまり、二歩目にあたる一冊です。 続編的な位置づけの一冊ではありますが、書だけでもライタースキルのアップには役立つでしょう。なにしろ推敲は文章を書く上で欠かせない工程であり、文章の質を決定づける工程でもありま

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    u-qreil8 2014/12/14
  • 2014年に読んだ「お役立ち本」12選 #mybooks2014 | シゴタノ!

    photo credit: rachel_titiriga via photopin cc さて、2014年も終わりが迫ってきました。となると、書きたくなるのが「2014年に読了した」についての記事です。 いろいろな切り口が考えられるのですが、今回は「役に立った実用書」という観点で紹介してみましょう。 テーマを4つ設け、それぞれに3冊ずつ配置してみました。 不確実性との付き合い方 生き残るための戦略 セルフ・マネジメントの技術 知的生産とセンス 不確実性との付き合い方 人生というのは不確実性で満ちています。で、あるからこそ選択する必要も出てきます。 唯一絶対確実な方法があるならば、何も選ぶ必要はありません。ただそれを毎回繰り返せばよいだけです。しかし、現実の世界にそんな魔法の杖はないので、さまざまな状況と可能性を考慮して選択する必要があります。 『タートル流投資の黄金律』では、いかにして

    2014年に読んだ「お役立ち本」12選 #mybooks2014 | シゴタノ!
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    u-qreil8 2014/12/07
  • 仕事にかかる時間の見積もりが正確になれば人生が変わる | シゴタノ!

    photo credit: e-dit via photopin cc タイトルはいかにも大げさと思われるかもしれませんが、そんな事はありません。 なぜなら、私達の99%が、自分の潜在能力をあり得ないほど高く見積もっており、約束を破る潜在的なリスクをあり得ないくらい過小評価しているからです。 アメリカではいろいろな大学で、学生が自分たちのレポートを仕上げるまでにかかる「見積もり」をどう考えているかについて、実験しています。ひとつの実験結果によれば、「50%の確率でこの日までに終わる」という〆切を守ることのできた学生はたったの13%で、「99%の確率でこの日までに終わる」という〆切ですら、守ることのできた学生は45%でした。 【参考】 » Flawed Self-Assessment 私達はセミナーなどを通じて「タスクシュート」を使い始めた当初の「見積もりの過誤」によく直面するのですが、一般

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    u-qreil8 2014/12/06
  • 『文章構成法』のノート術 〜ノート術の探求(1)〜 | シゴタノ!

    書は「いかにして文章を組み立てていくのか」を解説したであり、章立ては以下のようになっています。 1ーなぜ文章構成法か 2ー書くことの発見のために 3ー手段を発見するには 4ー内容作りの技術 5−主題と要旨とはどう違うか 6ー文章構成のポイント 7ー文表現をどうするか 8ー書くとき、書いてから このうち、「2ー書くことの発見のために」に知的生産におけるノート術が登場します。その名も「着想ノート」。さて、どのようなノート術なのでしょうか。 着想ノート 著者は「文章を書くためには題材が必要だ」と説いた後、<タネの原理>を紹介します。 タネの原理 題材を発見したり価値あるアイデアを生み出したりするには、まず、発見・創造の手がかりになるタネを見つけよ。そしてこれを育て、育てたものをさらにタネとして大きく育てていけ。 では、どうやって「手がかりとなるタネ」を見つければよいのでしょうか。一つにはブレ

    『文章構成法』のノート術 〜ノート術の探求(1)〜 | シゴタノ!
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    u-qreil8 2014/06/08
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