インターネットの中継サーバーがネットバンキングの不正送金やウイルスメール送信に悪用されているとして、警視庁は24日、NTT東日本と西日本に、違法行為に使われた接続回線を強制解約して切断するよう要請した。NTT側は法律上、通信サービスの提供を正当な理由なく拒めないため、「現状では難しい」としている。 警視庁サイバー犯罪対策課によると、中継サーバーの管理業者はNTTなどの接続回線事業者と契約したうえで、ネット接続をするプロバイダーとも契約する必要がある。 このうち、主なプロバイダー各社はサイバー犯罪の増加を受け、不正アクセスなどの禁止行為があった場合に管理業者との契約を打ち切るとの内容の契約約款をつくっている。 これに対して、NTT東西は、… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こち