9月入学が話題になる東大。グローバル化への大きな一歩である。とはいえそれは「5年後を目途として」である。このスピード感のなさにはズッコけてしまう。しかし、実は東大はとっくの昔にグローバル化に向けて始動している。今回から数回にわたり、既に始まっている世界に先駆ける東大の挑戦について取り上げたい 第一回の今回は東大EMPである。EMPとはエグゼクティブ・マネジメント・プログラムの略である。世界のEMPを経験してきたものとして言わせてもらえば、東大のEMPは世界最先端のものだと思う。個人的な話で恐縮だが、私はオックスフォード大学、スタンフォード大学、ハーバード大学でこのEMPなるものを経験している。これら世界の一流校でのEMPとは経営幹部候補生に総合的な管理者教育を与えるものだ。 共通しているのは短期でかなりの高額であること。参加者の目的は、人脈獲得と最新の経営課題についての知見獲得。人脈は魅力
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