民進党の蓮舫代表(49)の暴走で、民進党の“メルトダウン”が進んでいる。きっかけは原発政策だった。 「安倍政権も日露交渉の失敗や国有地払い下げ問題などで決して順風満帆ではないのに、民進党の支持率は低迷したまま。そこで蓮舫代表は、鹿児島県や新潟県の知事選で自民党推薦候補を破る原動力となった脱原発に目をつけたのです」(民進党幹部) 蓮舫氏は2月上旬、これまでの「2030年代」原発ゼロ方針を前倒しし、13年後の「2030年」に達成する考えをブチ上げた。しかも、3月12日の党大会での表明を前提としていたため、党内が大騒ぎとなった。 「根回しがなかったため、連合や原発推進派議員が激しく反発した」(民進党中堅議員) 本来なら党内調整を担う幹事長の野田佳彦元首相はもともと原発再稼働に理解のある立場で、蓮舫氏の性急な方針転換に批判的だった。 2月21日夜。東京・銀座の秋田料理店で行われた野田グル