署名偽造問題が浮上している愛知県の大村知事のリコール活動を支援した名古屋市の河村たかし市長が、来月の市長選に出馬する意向を周囲に伝えたことがわかりました。 関係者によりますと、5日夜、次の衆議院選挙への転身も視野にいれた話し合いの中で「いま出馬を断念すると偽造署名問題への関与を認めたことになる」などと話し、自身が出馬する意向を伝えたということです。
【目次】 (1)このご時世に、利害関係者と会食!? (2)政治が霞が関を潰す。その結果、国民に大きな弊害をもたらす (3)決定事項を朝令暮改することは、国への信頼を揺るがす 追記:いまどき「飲み会を絶対に断ってはいけない」って、どうなの? このご時世に利害関係者と会食!? 今回処分を受けた総務省・農林水産省幹部は、私より入省年次が10年以上早いので、もしかしたら経験や価値観というものが違うのかもしれないとも思いますが、少なくとも、私が入省した年(1997年)以降は、前年の厚生事務次官の贈収賄事件を受け、利害関係者と会食なんてとんでもない、冗談じゃないと、むしろ忌避する雰囲気でした その後の大蔵省接待事件(1998年)等も受け、霞が関全体でルールは厳しくなりましたし(2000年)、確実に時代は変わってきていると思います。だから、今回「役人はいまだに皆、こんなことをしているのか」と捉えられてし
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の会長だった森喜朗元首相の発言が女性蔑視であると国内外から批判がなされ、辞任する結果になりました。森氏は当初発言の撤回と謝罪をしつつも「辞任する考えはありません」と逆ギレ会見を行ったり、元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏を自宅に呼んで後任に指名したりと、すったもんだの大騒ぎを演じました。 この森喜朗騒動とはいったい何だったのでしょうか?『世界一周ホモのたび』などの著者で、能町みね子さんの友情結婚のパートナーであるゲイライター・サムソン高橋さんに、読み解いてもらいました。(以下、サムソン高橋さんの寄稿) 女子SPA!から、今さら森喜朗について書いてくれという依頼があった。いつものごとく依頼があって一ヶ月ほど経ってしまったので、なおさら今さら感が強くなっている。 前回女子SPA!で書かせていただいた題材は小池百合子だった。 私の肩書は「ゲイライター」となっ
肥満の人が過半数を占める国では新型コロナの死亡率が10倍になるとの研究結果が出た/TIM SLOAN/AFP/AFP via Getty Images (CNN) 新型コロナウイルス感染症による各国の死亡率について、太りすぎの人が過半数を占める国ではそうでない国の約10倍に上るとの研究結果が報告された。 研究チームは米ジョンズ・ホプキンス大学と世界保健機関(WHO)が集計したデータを分析し、3日の世界肥満フォーラムで結果を報告した。 それによると、今年2月末までに新型ウイルス感染症で死亡した計250万人のうち、220万人は成人の過半数が太りすぎている国で報告された。 160カ国以上の国別データを分析したところ、太りすぎの率が高い国ほど死亡率も高くなっていた。年齢や国全体の経済状況による調整後も、関連性に変わりはなかったという。 チームによれば、太りすぎの人が40%未満の国はすべて、新型ウイ
刑事事件として捜査が進められている大村知事リコール署名運動での大量署名偽造事件。高須クリニックの高須院長と名古屋市の河村市長がタッグを組んで大々的に始めた運動だったはずですが、河村市長はどうやらそう思われるのが気に入らないようです。 実際に河村市長はリコール署名運動で中心的な役割を担っていたと言えるのか、ファクトチェックしてみます。詳細は以下から。 3月4日の名古屋市議会本会議で、共産党市議がリコール運動における河村市長の役割について「河村市長がリコール署名の中心人物だった」と質問。すると河村市長が代表を務める減税日本の市議が「河村市長への侮辱、名誉棄損だ」と応戦します。 根拠なしに「署名偽造の中心人物」とすれば確かに名誉棄損となりそうですが、この市議はなぜか「リコール署名の中心人物」とすることを「侮辱、名誉棄損」と捉えているようです。 さらに不思議なことに、河村市長もこの発言に「(私が署
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