愛媛県が21日国会に提出した資料には、3年前の4月2日に県の担当者らが柳瀬元総理大臣秘書官と面談したときの詳しいやり取りを記した文書も含まれていました。柳瀬氏は今月の衆参両院の参考人質疑でこの面談について、加計学園の関係者以外は「会った記憶はない」と説明しましたが、文書には、同席した県や内閣府の担当者の発言も記載されていました。 そのうえで、「こういった非公式の場でなく、ちゃんとした公開でのヒアリングを行い、「民」の評価を得る必要がある。そのためには魅力的な提案であることを示す必要がある」と発言したと記されています。 その後、県の担当者が「内閣府で藤原次長とも話をしたが、国策として国家戦略特区で申請するという話が出た」と発言したことに対して、柳瀬氏が「国家戦略特区のほうが政治的に勢いがある」などと応じたと記されています。 また、柳瀬氏から「確認だが、愛媛県、今治市の両首長がやる気であるとい