政府は10日の閣議で2011年版の自殺対策白書を決定した。10年の自殺者は3万1690人(警察庁調べ)と09年より1155人減少したものの、13年連続で3万人超だった。職業別に見ると「無職」が61.9%にのぼった。男性は前年比1189人減の2万2283人、女性は34人増の9407人。自殺者全体の約4割が40~60歳代の男性だ。年代別の自殺者の比率を見ると、70歳以上が減少し、20~40歳代前半
関西電力は6月10日、今夏に電力需給のひっ迫が予想されるとして、管内の企業・家庭に対し15%程度の節電を要請すると発表した。 7月1日から9月22日まで、平日の午前9時から午後8時までの間、全契約者に15%程度の節電を要請する。 火力・水力発電所を最大限活用する検討を進めたが、定期検査に入っている原子力発電所の再起動のめどが立たず、日本原子力発電・敦賀発電所2号機からの受電も受けられない状況。7月の供給力が3021万キロワットなのに対し、昨年並みの猛暑を想定した場合の最大電力は3188万キロワットと、需要が供給力を大幅に上回る見通しという。 このため企業には空調や照明機器の使用抑制、休日のシフトなどを求めていく。家庭にもエアコンの温度を高めにし、不必要な照明を消すよう呼びかける。 関連記事 節電目標達成するとLED電球などプレゼント 経産省、15%削減の家庭に 一般家庭の節電促進策として、
カタルーニャ国際賞の授賞式で、スピーチする作家の村上春樹さん=スペインのバルセロナで2011年6月9日、ロイター 9日のスペインのカタルーニャ国際賞授賞式で配布された作家村上春樹さんの受賞スピーチの原稿全文は次の通り。(原文のまま) 「非現実的な夢想家として」 僕がこの前バルセロナを訪れたのは二年前の春のことです。サイン会を開いたとき、驚くほどたくさんの読者が集まってくれました。長い列ができて、一時間半かけてもサインしきれないくらいでした。どうしてそんなに時間がかかったかというと、たくさんの女性の読者たちが僕にキスを求めたからです。それで手間取ってしまった。 僕はこれまで世界のいろんな都市でサイン会を開きましたが、女性読者にキスを求められたのは、世界でこのバルセロナだけです。それひとつをとっても、バルセロナがどれほど素晴らしい都市であるかがわかります。この長い歴史と高い文化を持つ美しい街に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く