2011年7月26日のブックマーク (8件)

  • 逝きし世の面影〜渡辺京二

    このの内容をひとくちに言えば、「幕末・維新の時代に訪れた外国人が見た古きよき日の姿」と言うことができます。しかし、それは単に近代化される前の遅れた社会に見られる素朴さということではなく、当時としては世界的にも著しく文化の発達した国の国民が作り上げた希有な文明と呼ぶべきものなのです。俗に「江戸文明」または「徳川文明」と呼ばれている当時の日の社会が、いかに世界の目から見て異質のものであり、また汚れのない美しいものであったかが偲ばれる内容となっています。 その文明は、明治維新後の西欧化の荒波によって、いまや完全に崩壊させられ、まさに過去の幻影となってしまいましたが、私たちはこの国がかつて有していた素晴らしい社会の姿を胸に焼き付けておく必要があります。それは、このにまとめられている多くの外国人の掛け値のない感想から十分にうかがい知ることができるはずです。 (なわ・ふみひと) ある文明の

    ueshin
    ueshin 2011/07/26
    「おお、神よ、この幸福な情景がいまや終わりを迎えようとしており、西洋の人びとが彼らの重大な悪徳を持ち込もうとしているように思われてならない。」
  • 逝きし世の面影 - 日本が好きなだけなんだよ

    「逝きし世の面影」は、江戸時代の末期から明治時代の初期にかけて日を訪れ、世界に類を見ない日の精神文明を体験した欧米人の手記や書簡を掲載している渡辺京二氏の著作である。今回はこちらのサイトを参考に、いくつかその内容を紹介してみたい。 幸福そうな日人 『この人たちは実に日の大きな魅力である。......幸福で礼儀正しく穏やかであり、温和しい声で何時もニコニコしながらお喋りをし、ちょっとしたことからも健やかな喜びを吸収する恵まれた素質を持ち、何時間となく続けてトボトボ歩いてあちらこちら見物しても、決してへばらない羨ましい身体と脚を持っているなどの点で、日の楽しい群衆にひけをとらないものがあると公言できる国など何処にもあるまい』『日の庶民はなんと楽天的で心優しいのだろうか。なんと満足気に、身ぎれいにこの人たちは見えることだろう(パーマー)』 『これ以上幸せそうな人びとはどこを探しても見

    ueshin
    ueshin 2011/07/26
    なるほど、江戸末期から明治初年におとずれた欧米人のべた褒めにした日本像があったわけか。
  • 2011-07-26 - heuristic ways

    渡辺京二氏の名は、(未読だが)名著といわれる『逝きし世の面影』(1998年)の著者として、しばらく前から気になっていた。最近書店に行くと、新書のコーナーに「渡辺京二傑作選」として、『日近世の起源』『神風連とその時代』『なぜいま人類史か』(洋泉社、新書y)という3点が並んでいる。氏の『黒船前夜』(2010年)が大佛次郎賞を受賞したことを記念しての刊行とのことである。 とりあえず『日近世の起源――戦国乱世から徳川の平和(パックス・トクガワーナ)へ』を買って読み始めてみたら、これがかなりショッキングなで、ぐいぐい引きずり込まれていった。私は日の中世や近世のことをよく知らなかったが、それでもある種の先入観というかイメージの刷り込みみたいなものがあったのかもしれない。「自由都市」堺とか*1、信長による一向一揆の弾圧とか*2。渡辺氏によると、それは「戦後左翼史学」が近代的な「自由」の観念を過去

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    ueshin 2011/07/26
    「逝きし世の面影」は読まないとな。それとこんにちの日本の歴史は戦後左翼史観のフイクションかもしれないなあ。「渡辺京二『日本近世の起源』」
  • 中国共産党式 重大事故報道 犠牲者35人の法則

    ■編集元:ニュース速報+板より「【中国鉄道事故】 "300人以上、どこに消えた?" 生存者確認せずに列車落としたり土に埋めたり…「死者35人」報道を続けた理由は★3」 1 ☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ :2011/07/26(火) 13:00:36.18 ID:???0 ★<高速鉄道事故>「死者は35人どころではない」 中国政府、情報操作体質あらわに ・「脱線・落下した6つの車両は満員時には600人乗れる。新華社の数字に基づいて計算すると、600-211(負傷者数)ー35(死亡者数)=354人。この354人はどこに消えたのか?なぜ慌てて埋めたのか?」 浙江省温州市で23日に起きた高速鉄道の追突事故で、高架橋から落下した先頭車両が24日午前、重機で粉々に砕かれ、土中に埋められた。政府が公表した死傷者数に強い疑念を抱く中国のネットユーザーらは、事故車両という物

    ueshin
    ueshin 2011/07/26
    「死者36人以上の事故が起きた場合、市の共産党委員会の書記が更迭されることになっている。そのため、事故が起きた当初から死亡人数は35人以下と決まっていた」
  • 農水省の「農業知らず」で広がった牛肉稲わらエサ汚染

    福島原発から出た放射性セシウムによる肉牛の汚染は、はるか三重県の松阪牛にまで広がった。汚染源はエサの稲わらである。汚染地域からの稲わらは15道府県に及び、飼育された2600頭が出荷されていた。うち38頭から国の基準値を上回る値が出たが、一部はすでに消費されていた。 注意があったのは「牧草と水」だけ 畜産農家にしても寝耳に水だった。稲わらは消化にいいため、出荷直前にあたえると 肉の質がよくなる。原発事故のあと、農水省から牧草や水についての注意はあったが、稲わらの話はなかった。まして、原発から100キロ以上も離れた稲わらが高濃度汚染なんてだれも考えなかった。稲わらから3万9000ベクレルが検出された福島県喜多方市の農家は、「エッ、とびっくりして、何が何だかわからなくなった」という。牛の汚染は基準値以下だったが、福島県はいま全面出荷停止だ。 「もっと早く言ってくれれば与えなかった。悔しい」 福島

    農水省の「農業知らず」で広がった牛肉稲わらエサ汚染
    ueshin
    ueshin 2011/07/26
    稲わら出荷農家の「なんでこんなところまできたんだ」というのは甘いだろう。
  • じゃんけんで「あいこ」が生まれる理由が明らかに! | ロケットニュース24

    トイレ掃除からラスト1個のおやつ獲得まで、日々の様々なことを決めるじゃんけん。みなさんはじゃんけんをしていて、やけにあいこが続いた経験はないだろうか? そんなの偶然の産物だと思いがちだが、実はそこには科学的な理由が隠されていたのだ。 その理由とは人が生まれながらにして持つ「無意識模倣(automatic imitation)」、つまり相手の動きを無意識にマネする人の性質にあったのだ。これを発表したのは、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンのリチャード・クック氏をはじめとする研究チームで、彼らは45人の被験者を対象に次のような実験を行った。 1.勝者には賞金を与えると伝え、他の被験者と1ラウンド60回のじゃんけんを2ラウンドしてもらう 2.1ラウンド目では両者とも目隠しをした状態で、そして2ラウンド目では二人のうち一人だけが目隠しをした状態でじゃんけんをしてもらう すると、二人とも目隠しの状

    じゃんけんで「あいこ」が生まれる理由が明らかに! | ロケットニュース24
    ueshin
    ueshin 2011/07/26
    からだの動きの無意識的模倣なのか。あるいは無意識は他人の心にどれだけ気づいているのか。
  • asahi.com(朝日新聞社):栃木産の腐葉土から高濃度セシウム 秋田で販売 - 社会

    印刷  秋田県は25日、秋田市のホームセンター「コメリ秋田卸町店」で販売されていた栃木県産の腐葉土1袋から、1キロあたり1万1千ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。秋田県は「栃木県産の腐葉土を買った人は、当面の間、使用を控えて人の出入りの少ないところに保管して」と呼びかけている。  秋田県によると、腐葉土に関しては国が定めた基準値はない。ただ、焼却灰や下水道汚泥の埋め立て基準として国が示す1キロあたり8千ベクレルを上回る値だったため、この腐葉土を売っていたホームセンターには販売自粛を要請したという。  県は、腐葉土1袋から1メートル離れた場合、空間放射線量は毎時0.06マイクロシーベルトで「健康には影響のないレベル」と説明している。

    ueshin
    ueshin 2011/07/26
    栃木からか。
  • 原発と原爆 「核」の戦後精神史 (河出ブックス)

    発売日:  2011年08月 著者/編集: 川村湊 レーベル: 河出ブックス 出版社: 河出書房新社 発行形態:  全集・双書 ページ数:  219p ISBN:  9784309624341 内容紹介(「BOOK」データベースより) 戦後の日が世界中の人々に当に伝えるべきこと、それは、被爆=被曝の体験から生まれた文化、原子力による被害の文化であるー。ゴジラと放射能恐怖映画から、鉄腕アトム、広瀬隆『東京に原発を!』、吉隆明『「反核」異論』、黒澤映画『生きものの記録』、『はだしのゲン』、『長崎の鐘』、『風の谷のナウシカ』、『AKIRA』、「原発文学」の数々まで、さまざまな文化現象を世相に重ね合わせながら読み解き、原発と原爆(=「核」)をめぐる時代精神を浮き彫りにする。3・11の破局にいたるまで、私たちはいったい何をしていたのだろうか…。 目次(「BOOK」データベースより) 第1章 ゴ

    原発と原爆 「核」の戦後精神史 (河出ブックス)
    ueshin
    ueshin 2011/07/26
    「ゴジラと放射能恐怖映画から、アトム、ナウシカ、「原発文学」の数々まで、さまざま文化現象を世相に重ね合わせながら読み解き、原発と原爆(=「核」)をめぐる時代精神を浮き彫りにする」