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※この記事には原作漫画のネタバレが含まれます。 TBS系で火曜夜10時から放送されている『逃げるは恥だが役に立つ』(以下、『逃げ恥』)から毎週、目が離せない。 視聴率は初回の10.2%(関東地区)から順調に数字を伸ばしており、第8話でついに16.1%(同)を記録。 視聴率だけなら連続テレビ小説『べっっぴんさん』(NHK)や『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)といったドラマの方が高いのだが、そういった数字とは違う若さと勢いがあり、停滞していた民放ドラマに新たな活気をもたらしている。 本作は、大学院を卒業したが就職できずに派遣社員として働いていたが会社をリストラされた25歳の森山みくり(新垣結衣)が、家事代行サービスの仕事をしている時に知り合った、IT企業で働く35歳で恋愛経験のない津崎平匡(星野源)と、ふとしたきっかけから偽りの夫婦を契約で演じることになるラブコメディだ。 原
「中学校の部活動」「正社員という働き方」「子育ての理想と現実」。フォーラム面で考えてきたこれらのテーマには、ある共通の問題が横たわっていることが、みなさんの意見から伝わってきました。そこで、その問題、長時間労働です。どうすればいいのでしょうか。一緒に考える私たちにとっても、大きな問題です。 本人の意思ではなく職場の規範 日本人は働くのが好きなのだという見方も根強いようです。本当でしょうか。早稲田大学教授(労働経済学)の黒田祥子さんに聞きました。 ◇ 日本人、イギリス人、ドイツ人で比べると、実労働時間だけでなく、希望する労働時間も日本人は長いという結果になりました。そうなると希望しているのだから好きに働かせてあげなさいと考える人もいます。 そこで、希望労働時間は何で決まるのかを検証しました。 一つは職場の評価基準。「良い成果をあげるために働く時間を惜しまない人が評価される」職場に比べ、「一定
私はとても真面目だ。制服のスカートを折ったことも無いし、メイクをして学校へ行ったことも無い。課題は確実に出していたし、授業中自分から話したり、先生に横暴な態度を取ることも無かった。 私は母子家庭で育ったが、祖母と兄と母と一緒に暮らしていて、親戚同士の仲も良好だったため、たくさんの人に愛されて育ってきたと自負している。小学生の頃いじめられ、中学校に入ってから全く学校に通えなくなった時も、母が私のためを思い「どうして学校に行かないんだ」と怒られたことがあるこそすれ、無理やり学校へ行けと怒られたこともなく、なんなら「中学三年間なんてこれからの人生に比べれはちっぽけな時間なのだから、ゆっくり休めばいい。好きなことをしなさい」と言ってくれたおかげで、私は無事に高校へ進学した。 多少の家庭問題はあれど、それでも余るくらいに私は愛されてきた。ひきこもろうがどんなに反抗しようが、それでも常に私の心配をして
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