2023年11月25日のブックマーク (4件)

  • 体験欠乏症|shinshinohara

    お金もらうわけにいかないし、晩飯だけべさせて」という約束で家庭教師をしていたことがある。指導することになったその子の状況について、家族全員に説明していたところ、その子の妹が不思議そうに「なんで文章みたいに話せるの?」と聞いてきた。 その家族の会話は、ほとんど単語で終わっていた。「ねえ、○○は?」「おい、△△しろ」その場の状況から察することができるから、単語で事足りる生活をしていた。状況から察する能力があるのだから、頭は悪くない。ただし、言葉を鍛えられる環境にはなかった。 もちろん家族の誰も、を読む習慣がなかった。「文章」と出会うのは、学校の教科書くらい。そんな生活環境の中で、私のように「文章」のように論理を組み立ててしゃべる人と出会って、その妹は驚いたようだ。 そのような生活環境で言葉を鍛えることができるかというと、難しい。言葉を鍛えなければ、学校の勉強についていくのも難しくなる。何

    体験欠乏症|shinshinohara
    ueshin
    ueshin 2023/11/25
    子どものときの体験や学習が、勉強の基礎となっていたんだな。体験の欠落があると学習にダイレクトに結びつく。できない勉強にはそれを体感的に理解する体験が決定的に欠けていると。
  • 「霊と話せる」スピリチュアリズム、100年前の熱狂とその結末

    マギーとケイトのフォックス姉妹は、米ニューヨーク州郊外の一軒家に住んでいた。この家には殺された行商人の霊がとりついているといううわさがあった。1848年からフォックス姉妹は交霊会を開くようになり、ラップ音を使って死者の霊と交流できると主張した。姉妹は各地で揺るぎない名声を確立したが、1888年、マギーは交霊会がでっち上げだったことを告白した。(AKG/ALBUM) 亡くなった人と話したいという願いは、人類の歴史と同じぐらい古くから存在していたようだ。メソポタミアからギリシャ、中国文明に至るまで、古代の宇宙論では死者の霊が重要な役割を果たしていた。しかし、聖書の記述をはじめとしてユダヤ教でもキリスト教でも故人の助言を求めることは伝統的に禁止され、千年もの間、霊との交流は有罪で死刑にも値する罪とされていた。(参考記事:「魔女の魔術に呪文詠唱…米国で人気急上昇の「ペイガニズム」とは」) ところが

    「霊と話せる」スピリチュアリズム、100年前の熱狂とその結末
    ueshin
    ueshin 2023/11/25
    心霊研究協会にはウィリアム・ジェームス、ベルクソンが入っていたからなあ。科学的な装いをもって霊の呼び出しが実験された。科学の時代でも揺り戻しがあったり、あるいは科学的な再検討がおこる。
  • 女の子同士のいじめはどういうルールで行なわれているのか? – 橘玲 公式BLOG

    ダイヤモンド社と共同で行なっていた「海外投資の歩き方」のサイトが終了し、過去記事が読めなくなったので、閲覧数の多いものや、時世に適ったものを随時、このブログで再掲載していくことにします。 今回は2020年3月26日公開の「「間接的攻撃」を多用する裏攻撃による「女の子のいじめ」の研究」です(一部改変)。 ****************************************************************************************** #MeToo運動で頻繁に登場したのが、“toxic masculinity”という言葉だ。これは日語で、「毒々しい男らしさ」と訳されている。「男はマッチョであるべき」というマチズモのことだが、そこにtoxic(毒性の)というネガティブな形容詞をつけたことで、「セクハラやドメスティックス・バイオレンス、レイプなど

    ueshin
    ueshin 2023/11/25
    人間関係を利用し、救命ボードから落ちる恐さを味わわせる裏攻撃。自立や強さもいじめのターゲットなのね。「女の子どうしって、ややこしい!」「女の子って、どうして傷つけあうの?」両方読んだ。
  • すぐに否定から入る人は、いったい何を考えているのか。

    ちょっと前に、Twitterで「すぐ否定から入る人」の話が盛り上がっていた。 ある教授の話 学生 「面接がうまくいきません。どうしたらいいですか?」 教授 「君にやって欲しいことがある。君は人から『晴れてるね』と言われたら『雨の日もあります!』とすぐ返すでしょ。その前に『そうですね』と言ってくれないか。」 学生 「…それは無理です!」 — やるやん (@IPA_law) November 4, 2023 彼らはいったい何を考えているのだろうか。 実は、「正しいことを言いたい」と思っているのではない。 一言で言うと、 「取られてもいないマウントを、勝手に想像して反発しているだけ」と言える。 話の中身はどうでもいいのだ。 * 例えば、昔こんなことがあった。 新規営業の獲得数が累計10社になった新人を、チームのリーダーが祝福した。 「このスピードで10社は素晴らしい」と。 すると、同じチームの先

    すぐに否定から入る人は、いったい何を考えているのか。
    ueshin
    ueshin 2023/11/25
    たんに会話の糸口に違う話や面を話さないといけない、そうでないと肯定だけで終わってしまう残念感もあるかもしれない。根が深いのは、他人の否定でしか自分の自尊心を保てないことだ。