富士山の世界遺産登録や、間ノ岳の標高が日本第4位から3位タイに改定されるなど、高い山の話題が尽きない中で、“低山”を味わう動きがあることを知っていますか? “低山トラベラー”として、世田谷ものづくり学校にある自由大学の講義「東京・日帰り登山ライフ」を担当し、アウトドアプロデューサーとしても活動している大内征さんにお話をうかがってきました。 ――低山トラベルとはどういうものですか? 僕は登山を“手段”だと思っているんです。地域の自然や産業、歴史文化を含めて日本を理解する最適な手段が登山であり、その最高の舞台が山だという考え方なんですね。その日本を理解するための理想的な山というのが、大体高さ2000m以下の山で、特に1000mに満たない山だと思います。 例えば2500mくらいになると高山病が起こってくる高さで、森林限界という背の高い植物が生えなくなる高さでもあるんです。なので、いわゆる高山では
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