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ブックマーク / takuyaonline.hateblo.jp (14)

  • 上京物語 - TAKUYAONLINE

    おれはずっと地元の公立校に行ってて大学も札幌の実家から通ってて、家を出たのは就職で上京決まったときでそれが初めての一人暮らしだった。東京で必要な生活用品やら買いに母親のクルマに乗せてもらって2人でホームセンター(たぶんホーマック)に行ったの覚えてる。上京の1、2週間前だったと思う。 一人暮らしに何が必要かもあんまりわかってなかったけど、とりあえず安いパイプベッドと安い寝具5点セットみたいなやつを買って、台所用品はフライパンと厚手の雪平鍋とまな板とか包丁とか最低限用意した。冷蔵庫は部屋に備え付けの小さいのがあったからいらなくて洗濯機だけ東京で買うことにした。テレビなんかはそのうち余裕ができたらという感じ。ホームセンターの会計は母親が払ってくれた。 ほかに引っ越しの荷物といえば洋服と少しのとCDくらいだった。これら全部を高さ1.8mくらいのロッカーみたいな箱に突っ込めば単身引っ越しパック的な

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  • まつきあゆむと10年代の音楽の行方 - TAKUYAONLINE

    まつきあゆむがニューアルバム「1億年レコード」を2010年1月1日にリリースした。さっそく手に入れて繰り返し聴いてるけど、これとてもいいと思います。 部屋で今日はどんな音楽を聴こうかって考えるときに、このレコードが正解になってくれる場合が多いような気がする。音楽で踊りたいとか暴れたいとかじゃなく、部屋で1人でぼんやりしてるときの気分にすごく似合ってる。音楽を選ぶときに一番大事なのはなんといっても気分だと思うので、歌詞がどうとかアレンジの精度がどうとかそういう細部より、もっとざっくりと、その音楽が持っている空気だったり、温度や湿度がしっくりくるかどうかのほうが大切で。まつきあゆむが1人で自宅で作ったこのレコードは、おれが自分の部屋で聴くのにちょうどいいみたいです。 ところで、まつきあゆむはメジャーレーベルと契約せずに活動しているアーティストで、それどころかインディーズレーベルにも所属してない

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  • 捨てた記録 - TAKUYAONLINE

    ここんとこ、週末は部屋にこもってひたすらモノを捨てていました。 ビデオテープ(約50、ダンボール2箱分) 昔買ったミュージックビデオとエアチェックしたVHSテープをぜんぶ捨てた。ビデオテープはかさばり度1位の座をずっとキープしていたので、ずっとなんとかしたいと思ってて、実はだいぶ前からVHS→DVDの変換作業を進めてたのです。そのためにVHS付きのHDDレコーダー買って。で、あらかたDVDに焼いて、売れそうなやつはヤフオク出して(でもあんまり買い手つかなかった)、あと残りは燃えるゴミの日にぜんぶ捨ててしまった。すんごいすっきりした。 CD(約200枚、ダンボール1箱分) 2年くらい前にごっそり2000枚くらい処分したんだけど、整理してみたらまた200枚くらい放出できる感じだったので。値段付きそうなものはヤフオクに出して、あとはディスクユニオン買取センターにダンボール1箱分送ってみた。買取

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  • ナタリーの記事がパクられてる件について - TAKUYAONLINE

    たまにはナタリー編集長の立場で書いてみるけど。ここんとこナタリーの記事がいろんな企業ニュースサイトにパクられててどうかと思う。ちょっとおまえらラクしすぎなんじゃねーの?と感じている。 ニュースのネタがかぶるのは別にいいんだよ。基的にレコード会社や事務所は各媒体に一斉にプレスリリースを撒くから、それをもとに記事を書くことはけっこうあって。だから各媒体が同じ日に同じネタを扱ったりするのは当然なんだけど。でもなんか最近そういうレベルじゃないんだよなー。 ナタリーはプレスリリース来ないようなネタも拾いたいからオフィシャルサイト毎日巡回したり、あといろんなとこにアンテナ張って細かく情報収集してるのね。そんでやっぱりわかりやすく伝えたいと思うから、資料読んで、間に合えば音も聴いて、電話で担当者に取材したりもするんです。でも、その結果出てきた独自の表現が、半日後に判で押したように他のサイトの記事に使わ

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  • ゲーオタ時代の個人的回想 - TAKUYAONLINE

    最初のゲーム体験は任天堂のテレビゲーム15だったと思う。従兄弟か誰かが持ってて貸してくれたんだよね。その後クリスマスプレゼントにパックリモンスターをもらって。これはバンダイが出してたパックマンのパチモンゲーム。ハイスコアが出るたびノートに書いてたんだけど、最初の頃はやるたびにハイスコア更新するから、いちいち書くのがすごくたいへんだった。 そして小4くらいのときにゲーム&ウォッチのファイアを買ってもらう。死ぬほどやったなー。100人助けるごとにちょっとだけスピードが遅くなるのを発見して、兄ちゃんに「100人ごとにちょっと遅くなるよ!」って何度も教えて「わかってるよ」と冷たく言われたのも今ではいい思い出。 ファミコンは買ってもらえなくて友達んちでやった。床屋のかっちゃんちでデビルワールドをやらせてもらった。飼い犬のノキ(軒下で拾ったから)が家の中でおしっこして、それ踏んづけて下がじゅわーっと

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  • 解題・ミュージックマシーン(1) - TAKUYAONLINE

    ぼくはミュージックマシーンという音楽ニュースサイトを2001年から2008年まで約7年間運営していた。ウェブ上に散らばる音楽ニュースをクリップして短いコメントをつけて紹介するというスタイルは、当時流行っていた個人ニュースサイトと呼ばれるジャンルをなぞったものだったけど、でもこれを国内の音楽に特化した形で突き詰めたサイトは他にほとんどなかったので、音楽好きの人にはわりと重宝がられていたと思う。毎日1人で更新し続けて、アクセス数は50万/月くらい。楽しかったです。 で、サイト終了からちょうど1年経ったので、ミュージックマシーンの思い出とかその他いろいろ、当時考えてたことをいくつか書いておきたい。たぶんこれ何回かの連載エントリになるはず。ミュージックマシーンのことを知らない人にはごめんなさい。 まずぼくがミュージックマシーンを始めるときにコンセプトとして決めていたことが2つだけあって。2001年

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  • P-プラスまじヤバイ - TAKUYAONLINE

    P-プラス知ってる? おれは友達に教えてもらって速攻買ったんだけどこれすごかった。それまでの自分の常識が揺らぐレベル。 野菜も果物もぜんぜん腐らない。果物も根菜もずっとそのまま。葉物野菜に至ってはその差歴然! これはもう生鮮品の保存革命と言っていいと思う。生鮮品の保存革命やー。

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  • 三島くんの思い出 - TAKUYAONLINE

    高校のとき2つ上の先輩で三島くんという人がいて、おれは人生で大事なことはだいたいその先輩に教わった気がする。 当時はまだ札幌にもヤンキー文化のなごりみたいのがあって、みんな学ランのズボンはわりと改造の太いやつをはいてたりしたんだけど、三島くんはいつも細くて短いズボンでね。はラバーソウルで、髪はダイエースプレーでピンピン。そんな高校生は他にいなかった。おれがはじめて会ったパンクスだったのかもしれない。 おれはといえば、歳もまだ15、6で、読んでた雑誌はポパイと宝島、みたいな感じだったし、髪の毛はショートボブでウェリントンのメガネをかけてて、いま振り返るとだいぶ軟弱な感じだったと思う。とはいえ学ランはMAX RUGGERの短ラン(裏地は紫)とツータックのボンタンで。そういうのがわりと普通な時代だから、ほっそいモッズスーツみたいな学ランの三島くんは、すごく特殊で妙にかっこよく見えた。 ちなみに

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  • 日記2009/03/13 - TAKUYAONLINE

    5カ月ぶりのMOK Radio。前半はシラフで、後半はいつも通りビール飲みながらの放送。初めて飲まずにやってみて、飲まないほうが楽しいかも、とちょっと思った。いや、飲んでだらっとしゃべるのもいいんだけど、なんかこう一応ラジオ番組(?)なわけだし、思ってることをうまく話せたり、誰かの話に即座に反応できたりしたほうが、結果としては満足感があるというか。 ちょっと飲んで適度に機嫌よく、っていうのができればいいけど、あのメンバーで飲み出すと楽しいしどうしても酔っぱらってしまって。結果、頭がゆるくなって気の利いたことひとつ言えない、みたいな。これまでがそんなんばっかりだったので今回はちょっと面白かった。まあだからって今回気の利いたことが言えてたかといえば、それもまた微妙ではありますが。

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  • まさかいきものがかりを好きになるとは思わなかった - TAKUYAONLINE

    今、いきものがかりに夢中なんです。自分でもすごく意外なんだけど。 正直ぜんぜん好きじゃなくて、どっちかというと嫌いだったんだよね。デビューしたくらいの時期に街で流れてるのをたまたま聴いて、ん?これアニソン?なんかイヤな感じの音楽だな、と思っていました。なんかベタッとしていてダサいのにそれを隠そうとしてかっこつけてる感じ。子供だましの音楽で、自分には関係のないものだと思っていた。 その印象が変わったのは実はぜんぜん最近で、この夏に出た「ブルーバード」ていうシングルをちゃんと聴いたときから。「これぞアニソン!」て感じのどキャッチーな曲で、実際「NARUTO」の主題歌なんだけど、これがなぜだか気になってしまって。「あれ、これかっこいい……かも?」みたいな。 んで、その頃たまたまいきものがかりのインタビューの現場に同席する機会があって、そこで相当興味を持った。「洋楽とかあんまり知らないんです」「好

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  • 穀物保存 - TAKUYAONLINE

    米とパスタはペットボトルに入れて保存してます。 袋閉じたりする面倒くささから解放されて幸せ。 あと穀物が家にたっぷりあるとなんとなく安心。

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  • Perfumeは口パクのままでいいのか - TAKUYAONLINE

    Perfumeが広く認知されるに従って「Perfumeってライブのとき口パクなの?ダメじゃんw」とか何も考えずに言い出す人が出てきて、バカじゃないかと思っていた。そういうことじゃねえんだよ。オートチューン処理を施したボーカルはPerfume音楽性の根幹に関わる部分だし、その無機質なエフェクトによって彼女たちの感情は増幅されて聴き手の胸によりストレートに届くことになる。つーか口パク=悪とか言ってるおまえらはそもそもライブ観たことあるのかと。口パクであることがPerfumeの素晴らしさの何かを損なうことなどありはしないのだ。 と、ずっとそう思っていたのですが。実は最近ちょっと考え方が変わってきた。 Perfumeのライブは口パクのままでも当に素晴らしいけど、もし口パクじゃなかったらもっと素晴らしいんじゃないかね。 おれら受け手はたぶんどっちでもいい。リアルタイムで歌っているかどうかというの

    Perfumeは口パクのままでいいのか - TAKUYAONLINE
  • フランキー・オンラインの思い出 - TAKUYAONLINE

    初めてインターネットに接続したのは1995年頃。プロバイダは「フランキー・オンライン」でした。 今となってはなぜそれを選んだかぜんぜんわからないのだけど、たぶん初心者にやさしい感じがしたんだと思う。高城剛がやってるらしいからなんか大丈夫だと思ってたのかも(←間違い)。あと「〜@franky.com」ていうメールアドレスがかっこよかった。当時はまだ「.co.jp」のサイトが多くて「.com」はなんか企業っぽくない自由な感じがした気がする。または高城剛が「これからはドットコムだよ!」的なことを言ってたのを真に受けたのかもしれない。 でも当時はなんにもわからないから「インターネットってこういうもんか」と思ってたけど、今思い返すといろいろすごかったフランキー・オンライン。まず接続すると画面の真ん中に動物だか海賊だかなんだかわからないフランキーくんというキャラがピョコン!と登場して「やあ、フランキー

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  • 小室哲哉と 恋しさと せつなさと 心強さと - TAKUYAONLINE

    逮捕のニュースを聞いてからずっと考えてるんだけど、やっぱおれTKすごく好きだわ。 いい曲いっぱいあるよね。 「小室哲哉? 大衆向けの安っぽい音楽でしょ」とか言ってるセンスいい人たちは一生センスよくボサノヴァとか聴いてればいいじゃない。おれは間違いなく安っぽくてダサい一般大衆の1人だし、TKの作るメロディラインがもう身体の芯にしみついてるから、そのことに目を背けてオシャレなふりなんてできないのだ。 TKがプロデューサーとしてヒット曲を連発していた90年代半ば、自分は特にTKのファンというわけじゃなかった。わざわざCDを買ったりすることもなかった。ただテレビの歌番組やコンビニの店先や、街中の至るところで流れていたその音楽を何度も何度も耳にして、「消費型の音楽」なんて言われていたその曲たちを文字通り“消費”していただけだった。でもそうやって自分の中を通り過ぎた大量の楽曲は、まるで澱のように自分の

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