会津若松市が公開したOpenOffice.orgのケース別マニュアルの一部。「差込み印刷手順」の1ページ 会津若松市は2010年7月22日、オープンソースのオフィスソフトであるOpenOffice.orgのケース別マニュアルを公開した。またOpenOffice.orgを収録したCD-ROMの市民への配布を開始した。 会津若松市は、コスト削減などを目的に、市庁舎で利用するオフィスソフトのOpenOffice.orgへの移行を進めている。また市の標準文書フォーマットに、OpenOffice.orgの文書形式をベースにした国際標準規格であるODF(OpenDocument Format)を採用している。ソフトウエアのバージョンアップなどにより文書ファイルが閲覧できなくなる可能性をなくすことと、市民が有償のソフトウエアを購入しなくとも文書ファイルを読み書きできるようにすることが目的である(関連記事