奈良県は22日、年内で終わる平城遷都1300年祭の公式マスコットキャラクター「せんとくん」を、来年から県のPRキャラに採用すると発表した。 1月4日に「辞令」を交付する。 せんとくんは2008年に誕生。当初の「かわいくない」との悪評をはねかえし、同祭では県の試算で約225億円(9月末)のPR効果を上げ、グッズのライセンス契約も約49億円(11月末)に上る人気者に。 県は知名度を生かしてPR役を任せることにし、作者の了承も得た。荒井正吾知事は「九州新幹線開業に合わせた九州出張など、国内外で活躍してもらう」と期待。