Linux向けオフィススイートが相次いで機能強化した。The Document Foundationの「LibreOffice」は米Microsoft社の「Microsoft Visio」形式に対応。米IBM社の「Lotus Symphony」はパスワード付きファイルへの対応などMS Office(MSO)互換を強化した。 2月14日に公開されたLibreOffice 3.5は、OpenOffice.orgプロジェクトから分離してから3度目のメジャーバージョンアップとなる。目新しいのは作図ソフト「Microsoft Visio」のファイルの読み込みに対応したこと。LibreOfficeのプレゼンテーションソフト「Impress」や図形ソフト「Draw」では、Microsoft Visioからのインポートが可能になった。これでWindowsからLinuxに移行する際の障壁がまた1つ減った。