Appleが望んでいるのは、消費者がタブレットを買うことではなく、「iPad」を買うことだ。 Appleは、新製品の名称から数字や接尾語をそぎ落として「新しいiPad」と呼ぶという悩ましい行動に出たが、その裏にはおそらくそういう考えがあるのだろう。 修飾語のないiPadという名称に戻すことによって、Appleは単一ブランドの下でより明確なマーケティングを展開できるようになる。さらに重要なことに、同社は市場での支配的な立場を利用して、「iPad」を「タブレット」に代わるタブレットコンピューティングデバイスの一般名として売り込むことができる。ティッシュペーパーの「Kleenex」や画像加工の「Photoshop」、MP3プレーヤーを表すApple自身の「iPod」を思い浮かべてほしい。 ブランドコンサルティング企業Brand KeysのプレジデントであるRobert Passikoff氏は、「