日本将棋連盟と不動産ディベロッパー「ヒューリック株式会社」は12日、両者が主催する新しい女流タイトル戦「ヒューリック杯清麗(せいれい)戦」の開催を発表した。 女流棋界では2011年度に初開催された女流王座戦以来、8年ぶりの新タイトル戦。清麗戦の誕生により、女流棋界は7大タイトル制になる。 新棋戦は優勝賞金700万円で女流タイトル戦としての序列は単独1位。ヒューリック株式会社は、男性棋戦のタイトル「棋聖戦」でも今年度から特別協賛社となっている。 来年1月から7月にかけて予選と本戦トーナメントを戦い、8~9月にタイトル戦5番勝負を行う。予選は「6勝通過・2敗失格」のシステムを採用。リーグ内で2敗する前に6勝すると本戦に進出する。持ち時間は予選が各2時間、本戦が各3時間、5番勝負が各4時間(いずれもチェスクロック使用)。出場者は全女流棋士で、棋士養成機関「奨励会」の会員やアマチュアには参加資格が