◇理化学研究所などの研究グループ アマガエルの群れで 理化学研究所(埼玉県和光市)と京都大などの研究グループは27日、水田などで合唱しているアマガエルの群れで、隣同士のカエルは交互に鳴くという法則を確認したと発表した。同研究所の合原一究(あいはら・いっきゅう)・基礎科学特別研究員(非線形物理学)は「同時に鳴くと隣のカエルに自分の縄張りが伝わらないため、タイミングをずらしているのではないか」としている。同日付の英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」電子版に掲載された。 研究グループによると、アマガエルはオスだけが鳴き、メスを呼んだり縄張りを主張していると考えられている。これまで2匹のカエルが交互に鳴く習性は知られていたが、群れの中での鳴き方は分かっていなかった。 研究グループは、カエルの鳴き声に合わせてLEDライトが点滅する装置「カエルホタル」を独自に開発。島根県・隠岐島の水田に装置40
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