既にいくつかの記事で報道されているように,Windows Vistaでは,JIS X 0213:2004(JIS2004)と呼ぶ規格に対応し,利用できる文字数が増えるとともに一部の文字の形が変わる。そのことで,Windows Vistaを使うと文字に関して何か問題を起こすかのように思われている節があるようだ。 私が書いた記事でも,「これらの文字を使ってWindows Vistaで作った文書を,JIS2004に対応していない既存のWindowsで開くと,『・』や『■』などで表示される恐れがある」と記述しており,読者に対して余計な不安を与えてしまったかもしれない。また,「追加文字を使った文書を保存するときは,エンコーディングをUnicodeにする必要がある」との記述は,Windows Vistaだけのことかと誤解を与えてしまったかもしれない。これは,後で説明するようにWindows 98/NT
経済産業省と総務省は12月12日,官民連携の「ボット対策プロジェクト」を開始したことを発表した。プロジェクトでは,ボットの情報や駆除ツールを用意した専用Webサイトを用意。ボットに感染しているパソコンのユーザーに対して,ユーザーが契約しているISPから個別にメールを送って専用Webサイトに誘導し,駆除や対策を促す。 感染ユーザーを対策サイトへ誘導 ボットとは,パソコンに感染して,そのパソコンを攻撃者が操れるようにする悪質なプログラムのこと(関連記事:「ボット(bot)」に気をつけろ!)。ボットに感染したパソコンは,スパム(迷惑メール)の送信やフィッシング詐欺,DoS(サービス妨害)攻撃といったさまざまなネット犯罪/悪事の“踏み台”として利用されていて,大きな問題となっている。 ボットはできるだけ目立たないように動作するため,感染しても気づかないことがほとんど。2005年の調査では,インター
Account Suspended This Account has been suspended. Contact your hosting provider for more information.
「ユーザー任せにしない適正管理の方法、特定のOSに依存しない解決方法をユニバーサルに提供していきたい」――。 インテルは11月14日に「インテル プラットフォーム技術セミナー 2006」を開催した。セミナーの最後には、奈良先端科学技術大学院大学教授の山口英氏(内閣官房情報セキュリティ補佐官)が登場し、インテルの協力も得て開発を進めているOS環境、「セキュアVM」の目的について語った。 山口氏はまず、今や、われわれの社会経済活動はIT化されたプラットフォームの上で動いており、万一メールやネットワークが止まってしまえば何もできなくなる状態に陥ると指摘。これを踏まえ、情報セキュリティ管理を通じて、システムや情報資産が適切に動くようにすることが喫緊の課題だとした。 もう1つの大きな課題が個人情報の保護だ。官公庁においてもたびたび情報漏洩事件が発生してきたこともあり、いかに個人情報を守るかが国民的関
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く