国内女子ゴルフ「樋口久子 三菱電機レディス」第1日(28日、埼玉・武蔵丘GC=6650ヤード、パー72) 人の波が止まらない。秋晴れとなった初日、集まったギャラリーは5587人。平日としては今季最高の入りである。お目当ては、5カ月ぶりに日本ツアーに参戦した渋野日向子(23)である。 「お帰り!」。スタートホールのティーグラウンド。大ギャラリーから声援が飛んだ。「いやあ、ビックリするほど人がいましたね」。〝渋野劇場〟の始まりである。 1番(パー5)、ドライバーのティーショットはフェアウエー真ん中に置いた。ニヤッと笑う渋野がいた。ピンまで36ヤードの3打目も1・5メートルにピタリと付けたが、何とバーディーパットを外してしまったのだ。
日本には危険な兆候が現れている。テロを礼賛、ないしは擁護・容認するような風潮がまかり通っていることである。これは、「自由・民主主義社会の危機」だ。なぜなら、いかなる主義主張を唱えようとも、言論によって社会を変革するのが自由・民主主義社会だからだ。暴力によって他者の言論を封殺するようなことがまかり通れば、自由・民主主義社会は崩壊する。 重信房子氏が16日、講演を行ったとの報道があった。彼女はテロ組織「日本赤軍」の最高幹部だった。彼女の仲間が1972年5月、イスラエルのテルアビブ空港で自動小銃を乱射し、無辜の民、約100人を殺傷した。許されざるテロ事件である。 この事件について、彼女は著書『りんごの木の下であなたを産もうと決めた』で、次のように記している。 「アラブにとって、今も輝く国際連帯の金字塔は、『リッダ空港襲撃作戦』(=日本赤軍はテルアビブ空港をリッダ空港と呼ぶ)です」
東京ラーメンストリートに5日、「ご当地ラーメンチャレンジ」の第5弾がオープンした。約3カ月サイクルでご当地ラーメンを誘致する企画。今回はラーメンデータベースや食べログで青森県1位のラーメン店「ひらこ屋」の登場である。 開店初日、ちょっと出遅れて開店10分前到着で25番目。かなりの人気だ。並んでいると「大崎さんも並んで食べるんですね」と良く聞かれる。他の人と同じように並んで食べてみることが大事だと思っている。 「ひらこ屋」は青森県のご当地ラーメンの代表的な店舗で煮干しラーメンがウリである。スープが透き通って見える「あっさり」と濃厚そうに見える「濃口」がある。どちらにするか迷うが、「迷ったら両方!」と2種類注文。別に日を変えても良かったけど、やっぱり早めにみんなに伝えたい。それが私の役割だから。 まずはあっさり煮干しそば。あっさりスープだが、煮干しはしっかり効いており、じんわりおいしい。やや太
放映開始から18年目に初単行本化された「宇宙刑事ギャバン」。そのニュースを知ったフランスから「トゥーロンで『カルトニスト』という日仏親交のイベントがあり、大葉健二さんと一緒にゲストで来てもらえないか」というオファーが届いた。 フランスなんてめったに行く機会もないし、しかも大葉さんも一緒で、交通費や宿泊費など経費は主催側が面倒を見るという。それほど売れないだろうと軽い気持ちで単行本を50冊用意してイベントに出席した。 ところが会場には3万人が集まりサイン会は長蛇の列。ステージに上がってもスタンディングオベーション。持参した単行本は大好評。「もっとないのですか?」のうれしい大クレームだらけ。 一体何が起きているのか。主催者に確認すると、ヨーロッパでは少年アニメ「UFOロボ グレンダイザー」、少女アニメ「キャンディキャンディ」、特撮ドラマ「宇宙刑事ギャバン」の3作品は85%以上の視聴率で、10年
この9月27日、関西の大御所とも言える、有吉道夫九段が逝去した。87歳だった。 有吉九段は岡山県備前市の出身で、16歳の時に同郷の大山康晴十五世名人の門下生となった。師匠の家に住み込む内弟子生活を4年半続け、19歳で四段(プロ)になった後も、内弟子はしばらく続けていた。 順位戦の最高峰であるA級昇級は、29歳の時。それから通算21期、A級に在籍した。 特筆すべきは若い頃強かっただけでなく、途中で2回B1に降級しながらも、60歳までA級に在籍していたということ。その持続力は驚異的であった。これも内弟子で修業した、鍛えのたまものであろう。 ただ運が悪かったのは、初のタイトル戦が師匠の大山相手の王位戦だったように、師匠の全盛期にぶつかったため、名人戦を含むタイトル戦に9回出場するも、1度しかタイトルを奪取できなかったこと。
東京都杉並区のライブハウス「東高円寺ロサンゼルスクラブ」で9日、ロック界のレジェンド、内田裕也さんを追悼する「転がる魂2022内田裕也追悼LIVE」が開催される。 ライブを主催する「ロハスバンド」のロハス雅樹は、「昭和の時代の伝説のバンドから令和へロックンロールを引き継ぎます」と話す。 メンバーも豪華だ。内田さんが主宰していた「NEW YEARS WORLD ROCK FESTIVAL」の参加メンバーが結集した。 「キャロル」の内海利勝、ジョニー大倉さんの次男の大倉弘也、「ARB」のKeith、「クールス」の村山一海、「M―BAND」の藤タカシ、「カブキロックス」の氏神一番がロハスバンドとコラボする。
元プロレスラーで、元参院議員のアントニオ猪木さんが、1日に亡くなった。米スポーツ専門局ESPN(電子版)は、プロレスでの実績に加え、「異種格闘技戦」を実現したことから「格闘技の開拓者」と表現して追悼していた。海外メディアが、これほどまで日本人アスリートの訃報を大きく伝えるのは珍しい。 猪木さんの名を米国で知らしめたのは、1976年のプロボクシング世界ヘビー級王者、モハメド・アリ(米国)との一戦だった。ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、テレビ中継を見るためにニューヨーク市内にあるシェイ・スタジアムには、3万人もの観客が集まったという。 当時は、異なる格闘技の対決ゆえか、かみ合わない試合展開が続いて酷評する向きもあったようだ。ただ、「戦い方の面白さ」は、今でも語り草になっている。 米国では、日本と同じくらいプロレス人気がある。私も子供のころ、よくテレビで観戦していた。高校時代には、友人
アイドルグループ、欅坂46(現櫻坂46)の元メンバーでモデルの志田愛佳(23)が東京・銀座のキャバクラ店「NEXT銀座」で働き始めることをインスタグラムで発表した。人気アイドルの意外な転身が波紋を広げているが、アイドルのキャバ嬢化は新しい波を呼ぶのか。 「キャバ嬢からグラビアモデルを経て、タレント、セクシー女優になるというのが従来のパターンでしたが、今は違います。アイドルよりキャバクラのほうが時給換算したら、稼ぎやすい時代ですから。SNSで出勤時間を告知して、効率よく集客すれば、短時間でも売り上げを上げることができます。ホストと違い、キャバクラは女の子の高額時給を保証しますし、女の子には安泰でしょう」とキャバクラのマネジャーは語る。 また、別のキャバクラ経営者は、「志田さんのインスタのフォロワーは20万人を超えています。志田さんと同僚になりたいというキャバ嬢を集めるリクルート面でも良い戦略
40年前、伝説のメタルヒーローが誕生した。それが「宇宙刑事ギャバン」(テレビ朝日系)だ。企画段階から同作に関わり、コミカライズを担当した漫画家、のなかみのる氏が思い出を語る。 ◇ 「蒸着(じょうちゃく)!」という新しい変身フレーズの「宇宙刑事ギャバン」は1982年3月に放送が始まった。東北・上越新幹線が開業し、「森田一義アワー 笑っていいとも!」(フジテレビ系)の放送が開始され、500円硬貨やテレホンカードが登場した、そんな年だった。 その前年、私に雑誌「テレビマガジン」(講談社)の副編集長から連載の依頼が届いた。東映の新しい特撮ヒーロードラマが始まるから、コミカライズしてほしいという。しかも1年を超える長期連載。それがギャバンに関わる始まりだ。 私はウルトラ兄弟を主役にした「ウルトラマン対宇宙鬼」でデビューして以来、コミカライズ、オリジナル作品の読み切り、短期集中連載をしたことはあったが
出口なき闘病を続けているアントニオ猪木さん(79)。不屈の現役時代を振り返ると、猪木さんほど「受け身」が上手いプロレスラーを私は見たことがありません。一プロレスファン、そしてリングドクターとしてプロレスを見続けて半世紀以上になりますが、猪木さんに匹敵する人は、見あたりません。 プロレスのエンターテインメント性を際立たせているのは、選手たちが繰り出す華麗な技とそのダメージを最小限に落とす技術です。技をまともに受けていては体が持ちません。そこで、受け身術、つまりダメージを逃す技術が必要となり、レスラーはそれを徹底して磨くのです。 ただし、いくら練習しても受け身が上達しない人間もいます。逆に、猪木さんのように持って生まれたとしか思えない受け身上手もいます。対戦したレスラーたちが必ず言ったのが「猪木には技がかからない」です。 たとえば、多くのレスラーが使う「パイルドライバー(脳天杭打ち)」をすり抜
東京・中目黒駅の東急東横線ガード下(北側)に1日、「らぁ麺 恋泥棒」がオープンした。運営は「磯べゑ」や「寿司の磯松」などを展開する松風堂。プロデュースは横浜市戸塚に本店がある「支那そばや」で、創業者は、あの〝ラーメンの鬼〟こと佐野実さん。彼が亡くなってからは初めての監修になる。 店名の由来は、運営会社の社長が「支那そばや」に「心を奪われたから」というなんともすてきなエピソード。映画「ルパン三世 カリオストロの城」でも銭形警部の「奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」という名言があった。まあ、そんなニュアンスの店名といえよう。 そしてその店名ゆえのトッピングに「ハート形のお麩」が入っている。監修者側は「外したい」と言ったらしいが、「これだけは譲れません」と押し切ったそう。それほどこだわっているようだ。 主なメニューは、醤油らぁ麺▽塩らぁ麺▽ワンタン麺▽特製醤油らぁ麺▽チャー
NHK「あさイチ」のMCを務める〝知性派〟の鈴木奈穂子アナ(40)が恥ずかしい素顔をばらされてしまった。 25日放送の「あさイチ」には、「おはよう日本」でキャスターを務める首藤奈知子アナ(42)が出演。鈴木アナの1年先輩で、一緒に旅行にも行くほどの仲の良さだという。 先輩の首藤アナ(写真)に暴露されてしまった鈴木アナ そんな首藤アナ、番組のオープニングで、博多大吉(51)から、その仲の良さを振られると、「20年来の付き合いで、お互いに支え合っている」と説明した。 そこで終われば、いい話だったのだが、なぜか「(鈴木アナは旅行に行くと)本当に迷子になるんです」と話し続けたのだ。「右に行かないといけないところを、左に行っちゃうんです」と、まさかの方向音痴ぶりを暴露された鈴木アナは、思わずあたふた。 「鈴木アナは夜の報道番組『ニュース7』や『ニュースウオッチ9』のキャスターを長く務めていたこともあ
ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が23日の広島戦(神宮)で、2点を追う6回に値千金の45号逆転決勝3ラン。2004年に岩村明憲が記録した球団日本人選手最多記録44本を更新した。史上最年少の三冠王へ打ちまくる主砲が、快挙を達成するためのカギは何か。 「絶対打ってやるぞという気持ちで、なんとか逆転したいなと思って打席に立ちました。あそこまで完璧に打てるイメージはなかった」。自画自賛の一発に、高津臣吾監督(53)も賛辞を惜しまない。「厳しい攻めをされるのが4番打者の宿命。その中でしっかり点を取るのが4番打者。厳しい内角の球をしっかり捉えられた素晴らしい打撃だった」と称えた。 45本塁打、110打点ともにリーグ断トツで2冠は当確。3打数1安打で打率も・327に上げ、DeNA・佐野恵太外野手(27)に1厘差で三冠トップをキープしたが、やはり一番難しいのが首位打者だ。 1965年に南海で戦後初の三冠王
先の参院選で、野党第1党の立憲民主党は改選議席23から6減らした17議席にとどまった。比例代表の得票でも、日本維新の会を100万票余り下回った。昨年の衆院選に続き、同党は国政選挙2連敗である。 立憲民主党は10日、臨時の常任幹事会で参院選の総括(総括)をまとめた。敗因のトップに挙げたのは「提案型野党」を標榜(ひょうぼう)したことで、「『何をやりたい政党か分からない』という印象を有権者に与えた」ことだった。 だが、この分析は間違っているのではないか。 参院選で立憲民主党から伝わってきたのは、「アベノミクスは失敗」「岸田政権はアベ・スガ政権のカーボンコピー」などの批判だ。昨年の衆院選とほぼ同じといっていい。岸田文雄政権の発足から半年以上も経過しているにもかかわらず、1年以上前に終わった安倍晋三政権への批判を軸にした争点設定自体が、完全にズレている。 「何をやりたい政党か分からない」と思われるの
今夏甲子園を彩る主人公の2大候補が、18日の準々決勝で激突する。 近江(滋賀)のエースで4番の山田陽翔投手(3年)=写真㊤=は15日、昨夏から3季連続の準々決勝進出を決め、その相手となる高松商(香川)の主砲、高校通算66本塁打を誇る浅野翔吾外野手(3年)=同㊦に言及。「素晴らしい選手と対戦できるのを楽しみたい」と腕を撫した。 高松商(香川)-九州国際大付(福岡)7回、右飛に倒れて叫ぶ、高松商・浅野翔吾=甲子園球場(撮影・林俊志)この日の海星(長崎)戦では7回1失点と好投した自身を、満塁本塁打で援護する二刀流の活躍で甲子園通算10勝目。通算奪三振も98まで積み上げ、横浜・松坂大輔、早実・荒木大輔という歴代の申し子を抜き去った。
タイトル戦も、藤井聡太五冠だけが騒がれる印象があるが、藤井の出ない棋戦が3つある。 名人戦、王座戦、棋王戦で、名人戦は今期A級に上がったばかりだから当然だが、残りの王座戦と棋王戦は、新四段の時から毎年出場しているが、一度も挑戦者になったことはない、 この王座戦が今年70期となり、8月31日に第1局が東京・品川の「グランドプリンス新高輪」から始まる。その前日に70周年の式典・レセプションが開催される。 主催は日本経済新聞社。王座戦は50周年の時には、日中国交正常化30周年記念も兼ね、初の囲碁将棋同時タイトル戦を、中国・上海で行ったことがある。 この時のタイトル保持者は、羽生善治王座(当時)。挑戦者の佐藤康光二冠(当時)相手に第3局を勝って、ストレートで防衛。羽生が19期連続で王座を保持していた時代の11期目に当たり、羽生の全盛期だった。私はこの時、新聞掲載の観戦記者として同行した。
映画「トップガン マーヴェリック」より(ⓒ2022 PARAMOUNT PICTURES CORPORATION.ALL RIGHTS RESERVED.) 米海軍のパイロットたちの青春を描いた1986年の大ヒット映画の続編「トップガン マーヴェリック」が、世界を席巻している。前作でトップスターに躍り出たトム・クルーズは、還暦にして主演作でキャリア最高の世界興行収入を更新中。国内興収も100億円に迫る勢いだ。36年の時を経て届いた続編が、人々の心を打つのはなぜだろう。 ■映画館にこだわり 映画は、伝説的パイロットのマーヴェリック(クルーズ)がエリートパイロット養成学校に教官として戻り、若手と前代未聞の作戦に挑む物語。目を見張るのは、変わらないクルーズの魅力だ。今月60歳になったとは思えない肉体美に若々しい表情。カワサキのオートバイ、レイバンのサングラス…。登場するアイテムなどにも前作へのオ
村上宗(左から2人目)のヤクルト入団時、村上慶(同3人目)は中1。両端は母・文代さんと父・公弥さん=2017年11月 ヤクルト・村上宗は26日の「マイナビオールスターゲーム2022」(ペイペイドーム)第1戦で、昨年の第2戦に続き、2度目の全セ4番で先発も、2打数無安打。3度目の球宴出場で待望の初本塁打はお預けとなり「緊張もあるんですけど、ちょっと力みすぎている」と苦笑いだった。 弟の甲子園出場には「刺激になります。甲子園に出てくれることはすごくうれしいし、僕も頑張ろうという思いになります」と祝福。 「いち高校球児として、皆さんに見てもらえればと思います。僕の弟とよく言われますけど、いち高校球児のいち選手として頑張ってもらいたいなと思います」とエールを送った。
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