東京ナゼココ立ち食いそば手軽に食べられ、忙しいときにありがたい立ち食いそば。そのお店のほとんどは、人の行き来が多い駅前や繁華街などに多い。ところが探してみると、実は意外な場所にポツンとお店があったりもする。どうしてここに……? な立ち食いそば店をソバット団・本橋隆司が訪ねます。 JR亀有駅の近く、漫画『こち亀』の両さんがいる亀有公園の向かいにある『鈴しげ』は2023年で創業から48年になる老舗の立ち食いそば店。色とりどりの天ぷらと、厨房に立つ親子が醸し出す、ここちよい雰囲気が魅力の店だ。
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新橋駅のA1出口を出て徒歩2分ほどのにぎやかな繁華街に『近江牛肉店 ラ・ブシュリー・オーミ』がある。店頭では精肉の販売もしている。 3大銘柄牛(松坂、神戸、近江)の中でも最も歴史が古いと言われている近江牛。『ラ・ブシュリー・オーミ』では滋賀県で100年以上の歴史がある牧場から、品質の良い牛肉を直接仕入れていて、ランチはそんな銘柄牛を使ったハンバーグや牛すじカレーが1000円で食べられる。 1日15食限定のハンバーグは、箸を入れた途端に肉汁が出てきたのでさぞ脂がこってりしているのだろうと思ったが、予想以上にあっさりといただける。ふんわりとしてニンニクがきいた上質なハンバーグだ。やや酸味があるデミグラスソースが肉の旨味を引き出している。 付け合わせのほうれん草はバターソテーにされて、箸休めに最高。シャキシャキのサラダ、ゴマが香るスープも付いてくる。
おしゃれな大人が集う街・恵比寿は、かねてから都内有数のラーメン激戦区でもある。長年不動の人気を誇る有名店がある一方、新店も次々と登場している。そんな恵比寿エリアで厳選した個性あふれるラーメン店5店をご紹介! 地下鉄恵比寿駅4番出口から徒歩1分、恵比寿神社の参道にある『おおぜき中華そば店』。もともとこの場所にあった『づゅる麺 豚あじ 恵比寿神社前』に勤務していた店主が、2012年10月にオープンした。 メニューは昔ながらの中華そば、鶏と豚ガラ取ったスープの白湯そば、『づゅる麺』時代から引き継ぐ鶏・豚・魚介のつけそば、そして煮干し100%のにぼしそば900円の4本柱。 にぼしそばは、3種の煮干しで取ったスープが肝。全体的に濁っていてうわずみに煮干しの皮や肉の破片が浮かんでいることからもいかに濃厚かがわかる。煮干し100%のワイルドなスープに、コンブやしょっつる、ナンプラーなどを入れてキリリと醤
亀戸駅より徒歩10分、亀戸水神駅から徒歩1分ほどにある『喫茶 東京郊外』。 2022年5月オープンのまだ新しい喫茶店です。 友達同士の2人のオーナーさんで立ち上げたお店。都心のガヤガヤした雰囲気より郊外の落ち着いた場所が好きとのことで亀戸を選択。そして付けた名前も東京郊外。 窓の景色が、まるで絵画のように素敵な窓際の席は1番人気とのこと。 新しいのに、なぜか懐かしい雰囲気のお店です。 そして赤いビロードのソファーに座って味わいたいのが、プリンとクリームソーダ。 プリンは、固めの王道喫茶店プリン。 カラメルソースたっぷりで、ほろ苦ビターなのが嬉しい。 カラメルソースだけスプーンですくって飲んでもウマウマです。 赤いソファーに、固めのプリンとクリームソーダ。 この景色を眺めているだけで、黒猫しあわせMAXにゃー♪
サブカルの聖地としての色が強い『中野ブロードウェイ』だが、それはここ20~30年の話。56年の歴史ある館内には未知の名所がある。 今回は、『中野ブロードウェイ』在住の作家・長谷川晶一さんに、住民目線で館内を案内してもらった。
『げるぼあ』は東京メトロ日本橋駅から徒歩2分のところにある、1952年開店という老舗の喫茶店だ。昭和の雰囲気が残る店内では、ゆったりとした時間を楽しむことができる。すべて手づくりにこだわるというメニューのなかでも大人気のオムライスは、創業から変わらない味を守り続けている絶品メニューだ。
『本丸亭』は、2000年に神奈川県厚木市から始まった。創業者の金丸透さんは、大阪の『揚子江』で修業した後、豚骨ラーメン店『丸亭』を25年ほど営業し、その後、店をたたんで屋号も味も変えて厚木に移転。新たに創り上げたその味で、過去にテレビ番組で“ラーメンのおいしい店”として全国1位を獲得してから不動の人気を誇り続けてきた。 2020年10月、金丸さんが惜しまれつつ亡くなられた後は、2人の弟子がその味を守り続けている。そのうちの1人が横浜の店を受け継いだ『横濱 本丸亭』代表の佐藤靖さん。もともと店の常連だった佐藤さんは、脱サラして弟子入りし、金丸さんから教えを受けた。佐藤さんが『横濱 本丸亭』を店舗展開していく中、鶴屋町の本店には金丸さんが亡くなる少し前まで仕込みに来ていたという。 2022年5月9日にオープンした新橋店の店長・橋本和彦さんも、古くからの常連だ。転職で飲食業やラーメン店の仕事に就
地下鉄新橋駅3出口から徒歩3分。首都高速の高架下にある商業施設・銀座ナイン2号館の地下1階にある『銀座 吉宗』。読み方は「よしむね」ではなく「よっそう」である。 長崎県長崎市にある本店をルーツに持ち、現在は独立して営業する。落ち着いた和風の店内に入れば、ほかほかのジャンボ茶碗蒸しや皿うどんなど、長崎グルメが堪能できる。10種の具材から旨味が溶け出した茶碗蒸しは、丼いっぱいでもペロリといただける。
老舗洋食店『つばめグリル 品川駅前店』は品川駅高輪口から徒歩2分。1930年創業『つばめグリル』の旗艦店だ。アルミホイルで包まれたまま提供されるつばめ風ハンブルグステーキは8割のお客さんが注文するという。いつも新鮮な素材で提供できるように、お店で肉を挽いてパテを作るという、老舗のこだわりが詰まった絶品メニューだ。
今では当たり前になったミニシアターや単館上映のパイオニアとして、国内外の良質な映画を見せてくれた「岩波ホール」が、去る2022年7月29日、54年の歴史に幕を閉じた。こんな日が来るとは思わなかったのに……。 神保町交差点にある一見普通のオフィスビル。地下鉄から上がる階段周辺の彫刻のような意匠、正面玄関の煉瓦塀が持つ独特のリズム感が、あぁ、ここで映画を見るんだという高揚感を呼ぶ。10階の入り口に立つと、傾斜を持った壁に囲まれた客席が見える。ホールを囲む大きなガラス窓から、カーテン越しに神保町の日差しがロビーを包む。ホール内のスロープ、身体をしっくり支える絶妙な角度の座席、八角形の天井……。身も心も喧騒から遊離して、僕は「岩波ホール」と一体になる。 1968年に多目的ホールとして開館した「岩波ホール」。講座や演劇、古典芸能も催され、本格的な歌舞伎も上演された。1974年、インド映画『大樹のうた
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