サニブラウン・ハキーム(25=東レ)が日本勢92年ぶりの決勝進出を逃した。自己ベストの9秒96を出したが、3組4着。全体10番目の記録で、決勝進出まで0秒03届かなかった。 山縣亮太の日本記録(9秒95)まで0秒01の好タイムを出しながらの予選落ち。 SNSには「9秒96」がトレンドに。「9秒96で予選落ち!?」「自己ベストで9秒96出したのに決勝行けないの?」「9秒96でダメなら仕方ない」と驚きの声があふれた。 決勝進出ラインとなった8位ケネス・ベドナレク(米国)がマークしたタイムは9秒93。9秒95で9位のベンジャミン・リチャードソン(南アフリカ)から9秒98で12位のアンドレ・ドグラス(カナダ)まで、準決勝で4人が9秒台を出しながら決勝に進めなかった。 「めちゃくちゃハイレベル」「9秒9台が最低ラインなんて…」と驚きが止まらなかった。