過去に作成したデータベースを再利用する場合でも、Railsベースのアプリケーションなら、効率よく連携できます。本稿では、その際に注意すべきポイントを踏まえつつ具体的な手順を説明します。この方法なら、古いアプリケーションでも比較的簡単に置き換えられ、将来的にはデータのマッシュアップなどのニーズにも応えやすくなります。 既存の表にActiveRecordを使うには? 前回は、DB2とRuby on Rails、そしてActiveScaffoldを使うための環境準備を行い、それらを使って簡単なテーブル保守アプリケーションを作成しました。 このとき、アプリケーションからアクセスする表そのもののデータベース側への作成は、モデルの作成時に生成されたスクリプトに対してmigrateを実行して行いました。 Railsのmigrateによる表管理は簡単ですが、既存の表(レガシー表)に対してActiveRec