東証マザーズ銘柄で国内最大規模のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「mixi」を運営するミクシィは4月18日、業績の上方修正を発表した。これに好感して、同社の株価はようやく反発の兆しを見せ始めている。ミクシィの株価上昇基調は、いまだに下げ止まる気配を見せないマザーズ市場全体の復活に向けても影響を及ばす「救世主」となるのだろうか。 ミクシィは2007年3月期の非連結業績について、売上高を従来予想の47億8900万円から52億円(前々期比2.7倍)、経常利益も同17億1900万円から21億円(同2.3倍)、純利益9億8600円を同11億円(同1.9倍)に上方修正した。「mixi動画」などの機能追加や携帯電話向けサービスである「mixiモバイル」の機能を向上させたことにより、ユーザー数およびページビューが順調に増加したことから、ローテーションバナーをはじめ、ブランディグバナーやタイ