ChatGPTの5がそろそろ出るそうですね。3から4にバージョンアップした時ははっきりとそれがわかるくらいにアウトプットの質が上がったので、また楽しみです。 しかし、こうなってくると、いよいよ「正解を出す能力」の労働市場における価値が激減していくことになります。 今日の日本では、いまだに「正解を出せる人=優秀な人」という人々のイメージは変わっていません。 カンファレンスなどで「優秀な人と聞いて、どんな人をイメージしますか?」と聞くと、多くの場合「東大とか、偏差値の高い大学を出ている人」といった返答がきます。 そこでさらに「東大を出てると、なんで優秀だと思うんですか?」と重ねて聞いてみると「だって、難しい問題に正解を出せるから」とくる。 つまり、いまだに日本では 優秀さ=難しい問題を解ける人 というイメージなんですね。 だから、本屋さんにいくと、いまだに「東大生の○○」とか「東大生の親の○○
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