『善く生きる』ことを重んじたソクラテスは理不尽な死刑判決を受け入れ毒杯を煽り死んだ。その間際、ソクラテスは『悪法もまた法である。』という旨の発言をしたのだ・・・と、私は学生の頃に習いました。 当時私は、「悪法なら直せよ『善く生きる』とか言っておきながら、問題を放置して自殺してんじゃねーよ。つーかこんな胸糞悪い話をさも美談みたく語ってんじゃねーよバカが。」などと思いながら授業を聞いておりました(中学生まっ盛りですね、笑)。 もし、ソクラテスや彼を慕う人たちにそんな事を言おうものなら「それができるならやっとるわボケ!」と怒られたことでしょうし、教師に言おうものならこれもまた怒られたことでしょう(笑)。 ところが最近、この『悪法もまた法なり』という言葉の出典はソクラテスではないという説を知りました。これはもう調べるしかない、というトキメキを感じました。 調べたもの ※一次資料を調べた訳ではないで