再配達防止、大学生に照準=生協、NGOと有効策探る-環境省 2018年08月11日16時11分 環境省は、大気中の排ガスや二酸化炭素(CO2)増加の原因となる宅配便の再配達防止に向け、大学生に的を絞った対策を展開する。学生に身近な大学生協などと連携してアンケートを行い、若者向けの再配達防止策を共同で検討する。インターネット通販を頻繁に使う大学生の意見を聴くことで、効果的な対策を考える方針だ。 内閣府が2017年に実施した世論調査で、宅配便の再配達を「ほぼ全ての荷物で依頼した」と回答した人の割合を年齢層別に分類。18~29歳が17.3%と全年代で最も高かった。環境省は1人暮らしの大学生ら若者に特化した対策を考える必要があると判断した。(2018/08/11-16:11)