余命半年を宣告されたカーネギーメロン大学教授・Randy Pausch(ランディ・パウシュ)氏が、子供のころの夢を実現させる方法と題して行った「最後の授業」。エネルギッシュかつユーモラスな語り口で、子供時代の夢と自らの人生を振り返りながら、人生の教訓について紹介しました。 「最後の授業」のはじまり ランディ・パウシュ氏:ここで講演をする機会を頂けたことを光栄に思います。以前この講演は「最後の授業」と呼ばれていました。死ぬ前に最後にもう1度だけ授業をするとしたら、どんな講義になるだろうか? 私は「やった、ついにぴったりの機会が見つかったぞ」と思いました。そうしたら、名前が変えられていたのです(当時この講義には「Journeys(旅路)」というタイトルが付けられていました)。 (会場笑) 私の背景についてご存知ない方のために説明します。父は私にいつもこう言っていました。 「人が話したがらないこ