先日、第36回セマンティックウェブとオントロジー研究会-DBpediaシンポジウムに出席する機会を得た。最も大きな目的はStudio Ousiaの山田さんによるエンティティリンキングに関する招待講演を聴講することだったのだが、DBpediaやその周辺環境についての研究発表やディスカッションにも興味をひかれた。 その後、DBpediaについてしばらく調べていたのだが、すこしだけまとまったので、メモとして公開することにした。 What is DBpedia? Wikipediaを自動的に、RDFトリプルに変換する仕組み、あるいはそのプロジェクト。 できるだけ多くの項目を「あらかじめ決められた語彙」へマップすることによって、その語彙を使う他のリソースとの相互利用を進めたい、という意図がある(この動きを Linked Open Data と言うらしい)。 「自動的に変換する」と言っても、NLPの人