国内最大のユニコーン企業・Preferred Networks(プリファードネットワークス)の子会社が、初の家庭用ロボットを発表した。開発にかけた期間は実に5年。AI技術を駆使し、「ロボットの民主化」と「名もなき家事」の解消に役立てたいというが……。 AI関連サービスを多数手掛ける、企業価値3500億円超の日本国内で最大のユニコーン企業・プリファードネットワークス(日経新聞、ユーザベースINITIAL調べ)。 今回、家庭用のAIロボットを発表したのは、同社がロボット開発に専念すべく、2021年に会社分割の形で設立した子会社のPreferred Robotics(プリファードロボティクス)だ。 「カチャカ」と名付けられた重さ10キロの四角い固体(本体)と、キャスター付きの棚がセットになっており、「配膳して」「片付けて」など話しかけると、料理を食卓に運んだり、食べ終わった皿をキッチンに片付けた