再び新種牡馬リーディングを振り返るシリーズに戻りまして、今回は1998年の新種牡馬21位から30位まで。21位の*エルハーブは1994年の英ダービーの勝ち馬で、これで1991年から*ジェネラス、*ドクターデヴィアス、*コマンダーインチーフ、そして*ラムタラと5年連続して英ダービー馬が種牡馬として供用されたことになります。また、グランプリホース・メジロパーマーはマイナー父系の内国産3代目種牡馬ということでもう1代ラインを伸ばせるかというところでしたが、後継は残せませんでした。半兄にメジロマックイーンがいるメジロロナウド(不出走)が順調だったならあるいは…。 *エルハーブは英国で走り通算11戦4勝。2歳時は目立たなかったが、3歳になって英GIIダンテSをレコードで制すと、1番人気に支持された英ダービーでも後続に2馬身以上の差をつけて完勝した。なお、その後は勝ち星をあげることはできなかった。引退