ウォーキングで速度を上げていくとだんだんとキツくなります。不思議なことに、同じスピードで速歩とスロージョギングをした場合ではスロージョギングの方が楽です。どうしてでしょうか? 楽に走れる理由とスロージョギングの体脂肪燃焼効果についてお伝えします。 ヒトは時速6kmを超えると走り出す方が楽である! 歩行スピードをだんだんと上げていくと走行に切り替わります。この時の速度はトレーニングを積んだ人でも初心者でもほぼ同じです。その速度は時速6km前後であることがトレッドミル(速度や傾斜が変えられるランニングマシーン)を使用した研究によりわかっています。 ではなぜ時速6kmを超えると歩くよりも走る方が楽になるのでしょうか? 早歩きでは特定の筋肉に負担がかかる 歩きでは常にどちらかの足が地面に着いています。地面を着地した足で押して前進する力を得ます。早く歩くためにはより強く地面を押す必要があります。早歩