愛知県日進市の花火大会で、福島県川俣町の業者が製造した花火が打ち上げられなかった問題で、日進市には20日、「放射能汚染の風評被害が広がった」などとする抗議の電話やメールが全国各地から殺到した。 メールは2日間で約1100件、電話は20日だけで約750件あり、ほとんどが打ち上げ中止を非難する内容だったという。 川俣町も古川道郎町長名で、同町が福島第一原発事故の避難指定区域外にあることや放射性物質の知識について市民に周知するよう求める文書を同市に郵送した。 花火大会の実行委は、打ち上げなかった花火の放射性物質を測定し、問題がなければ、今後打ち上げることを決めている。